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【島田純のMobile×Travel】第62回:山手線の「NEWDAYS」でSIMカードが購入可能に!

JR東日本のグループ会社「JR東日本リテールネット」が運営するコンビニエンスストア「NEWDAYS」で、訪日外国人向けのプリペイドSIMカードを購入することが出来るようになりました。

<▲図:JR新宿駅構内のNEWDAYS>

2016年1月末現在、プリペイドSIMカードを取扱っている店舗は山手線圏内の各駅に設置されたNEWDAYSで、販売されているプリペイドSIMカードはIIJmioの「JAPAN TRAVEL SIM」です。

通信容量が1GBタイプ(有効期間30日間)と、2GBタイプ(有効期間3ヶ月)の2種類です。販売価格は1GBタイプが3,000円、2GBタイプが4,000円。SIMカードのサイズはそれぞれnano/micro/レギュラーの3種類にわかれていますので、購入時にはサイズを間違えないようにしましょう。

<▲図:店舗内に並ぶSIMカード>

<▲図:目立たない場所に陳列されることも>

パッケージなどを見てわかる通り、取り扱われているSIMカードそのものは家電量販店などで販売されている「JAPAN TRAVEL SIM」と同じですので、家電量販店などで購入する場合とサービス内容は変わりませんが、山手線圏内の各駅に設置されているコンビニエンスストアでも手軽にSIMカードが購入できるようになりました。家電量販店などに立ち寄るのが難しい場合でも、駅ナカのコンビニで飲み物を購入するのと同じようにプリペイドSIMカードを購入できます。

ただし、NEWDAYSではSIMカードはあまり目立たない場所に陳列されていることが多いので、店内でSIMカードが見つからない場合は、スタッフに確認した方が早いことも多いでしょう。

また、当然ながらNEWDAYSのスタッフはスマートフォンやデータ通信サービスに関する専門のスタッフではありませんので、SIMカードの購入後のAPN設定などについてのサポートを期待することは難しく、各種設定などについては自力で行う必要がある点には注意しましょう。各種設定に不安がある場合は、専門知識を持ったスタッフが多い家電量販店などで購入して、スタッフに設定を手伝ってもらう方が安心です。

<▲図:家電量販店もプリペイドSIMカードが充実>

この連載でもお伝えしているように、主に訪日外国人に向けたプリペイドSIMカードの取扱いは、主要空港や家電量販店、駅コンビニなどにも拡大しており、訪日外国人だけでなく、何らかの理由で急遽データ通信手段を確保する必要が生じた場合にも便利です。


記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler

ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。

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