▲HUAWEI GR5。 |
HUAWEI GR5は学生や新社会人に向け、コストパフォーマンスを重視したミドルレンジモデル。それでいて、約5.5インチのフルHD液晶ディスプレイ、オクタコアCPU、指紋認証センサー搭載と、ハイエンド端末と比べても遜色のない部分も備えている。市場想定価格は34,800円(税抜)だ。
ファーウェイといえば、昨年はグローバルでのスマートフォンの出荷台数が1億台を超え、大きく飛躍した一年となっている。日本市場においてもSIMフリーのスマートフォンやタブレットを投入し、一足先にヒット商品を出してポジションを築いた台湾ASUSの「ZenFone」シリーズを追いかけている。
今回の製品は日本市場向けとしては2016年のスマートフォン第一弾となり、コストパフォーマンスが大きなアピールポイントだ。
まずは基本スペックだが、OSはAndroid 5.1、メモリは2GB RAM、16GB ROM、ディスプレイは約5.5インチ(解像度1920×1020ドット)、CPUはQualcomm MSM8939オクタコア(クアッドコア1.5GHz+クアッドコア1.2GHz)、バッテリー容量は3,000mAh、ボディサイズ約76.3×151.3×8.15mm、重さ約158g。
ファーウェイの端末は子会社のHiSilicon製のCPUを採用する事例が多いが、GR5にはQualcommのMSM8939を採用している。ストレージ容量が16GBと少ないのは少々残念だが、価格を考えると妥当だろう。
ネットワークはLTEで下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsに対応し、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)準拠だ。
カメラはメインカメラが約1,300万画素、サブカメラが約500万画素。
メインカメラにはF値2.0のレンズを採用する。このレンズには反射及び指紋防止コーティングが施されている。カメラの機能面では、食べ物を美しく撮影する「フードビューティー」、近接撮影ができる70mmまでのマクロ撮影、スローモーション撮影などを搭載する。
サブカメラのレンズはF値2.4で、広角88度。88度程度のレンズをサブカメラに採用するスマートフォンは多くなってきたので独自の魅力とは言えないが、複数人での撮影が普通に可能なので十分だ。
また、ミドルレンジクラスの製品だが、指紋認証センサーを搭載し、指紋認証でのロック解除ができる。認証も0.5秒でできるとのことで、十分に速そうだ。センサー搭載部分は他の機能も兼ねており、長押しで電話へ応答したり、写真を撮影したり、上下スワイプで通知エリアの開閉ができたりもする。
GR5は、ファーウェイ公式通販サイト「 Vモール」(楽天市場内)やMVNO(格安SIM)各社、家電量販店、通販サイトなどで販売される。
カラーバリエーションはゴールド、シルバー、グレーの3色だ。
【情報元、参考リンク】
・ファーウェイ公式オンラインストアVモール楽天市場店
・DMM mobile
・IIJmio
・Amazon/HUAWEI GR5