OSのバージョンシェア(*クリックして拡大) |
データ集計はGoogle Playのストアアプリで行われたものだが、その集計に使っているストアアプリはそもそもAndroid 2.2以降を対象としているため、今回の集計結果でも2.2以降のみでシェアが計算されている。どのみち現在では2.2よりも低いバージョンは非常に少ないので無視をしても問題ない。
バージョンシェアを見ると、最新のAndroid 6.0(Marshmallow)は0.7%。現時点では基本的に「Nexus」シリーズのユーザーだけだと考えるとこの程度だろう。
現在の市場で主流バージョンとなっているAndroid 5.0及びAndroid 5.1は合わせて32.6%。内訳はAndroid 5.0が16.9%、5.1が15.7%だ。次に、少し前の機種に載っているAndroid 4.4は36.1%。依然として4.4でストップしている端末も多いので、この数字はしばらくの間、大きく減ることはないだろう。
Android 4.4以降をまとめると69.4%になり、ほぼ7割だ。
Android 4.1.x、4.2.x、4.3は順に9.0%、12.2%、3.5%。この辺りも意外と無視できないくらい多い。4.0.3-4.0.4は2.7%、2.3.3-2.3.7は3.0%、2.2は0.2%となっている。
バージョンシェアの情報はAndroid市場の状況を知る指標の一つになるので、グローバルでの状況は今後も確認したい。
*更新:理解および説明が不十分な点がありましたので、誤解を招かぬよう、ディスプレイサイズ・解像度のシェアに関する文章は一旦削除しました。読者の皆様にはお詫び申し上げます。また、コメント欄でご指摘くださった方にはお礼申し上げます。ディスプレイのサイズ・解像度のデータをご覧になりたい方は下記リンク先をご確認ください。
【情報元、参考リンク】
・Android Developers/Dashboards
・Android Developers/Supporting Multiple Screens
Android 3.0以降のAndroidではscreen size分類は画面密度によって定義されているため、厳密に液晶のサイズと一致しません。
返信削除たとえばscreen size:Largeは少なくとも640dp x 480dpを持つ端末と定義されていて、5.7インチのNexus6P(730dp x 410dp)でもscreen size:normal扱いとなります。
ご指摘ありがとうございます。また、不十分な理解と説明で読者の皆様に誤解を招き、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
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