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Yahoo!地図アプリが雪情報に対応。雨雲レーダーの予測も6時間先まで可能に

ヤフーは21日、Android及びiOS向けの多機能地図アプリ「Yahoo!地図」の最新バージョンの提供を開始した。Yahoo!地図は単なる地図アプリにとどまらず、雨雲の状況を表示できたり、商業施設等の混雑状況、紅葉情報を確認できたりと多機能性が魅力の一つだが、今回は新たに雪情報をサポートした。


新しく降る雪の量を示す「降雪量」と、その時点で地面に積もっている雪の深さを示す「積雪深」の2種類の情報をチェックできる。

降雪量は、9段階の色分けで地図上に表示され、現時点の降雪量に加え、10時間先までの予報を見ることもできる。その日の朝に確認し、夜までに雪が降るかどうかをある程度判断できるので、雪が降りそうなほど寒い日の服装や、交通手段の選択に役立ちそうだ。

積雪深は、雪の深さを13段階の色分けで地図上に表示する。1日に1回、朝5時時点の積雪深情報が提供されるので、通勤などでその日クルマを使いたい方はチェーンを装備する必要があるかどうかなどの判断に役立てることができる。


また、Yahoo!地図アプリでは雨雲の状況を確認できる「雨雲レーダー」も便利な機能の一つだが、雨雲の予報が最大で6時間先まで確認できるようになった。今までよりも明らかに便利になっているので、Googleマップとは別にインストールしておくと便利だ。ちなみに、アプリ自体はログインしなくても使えるが、1時間後より先の予報を見るにはYahoo! JAPAN IDでのログインが必要だ。


なお、ヤフーの天気予報を確認する手段として「Yahoo!天気」というアプリもあるが、個人的にはYahoo!天気はアプリではなく、ウェブサイトをブックマークし(自分が住んでいる場所などのページ)、ホーム画面にショートカットを配置するだけにし、別途Yahoo!地図アプリをインストールする方がいいと思う。Yahoo!天気はスマートフォンのメモリをある程度食ってしまう上、起動頻度が高いのでスペックが低い端末などの場合、端末全体のパフォーマンスを落としかねない。少なくとも現在までのバージョンで、筆者が複数メーカーの機種で利用してきた限りではそうだ。まれにパフォーマンスが落ちない機種もある。

そのため、Yahoo!天気はウェブサイトのショートカットをホーム画面に配置するだけにし、雨が降るかどうかの情報はYahoo!地図アプリの通知に任せる、という組み合わせがベストではないかと筆者は最近思っている。もしYahoo!天気アプリを入れていて端末が遅いと感じている方は試してみてほしい。パフォーマンスが遅くならない場合はYahoo!天気アプリも便利だ。

Yahoo!地図アプリは下記リンク先からダウンロードできる。Android版はGoogle Play、iOS版はApp Storeだ。

【情報元、参考リンク】
Google Play/Yahoo!地図アプリ
App Store/Yahoo!地図アプリ
Yahoo!地図ブログ/6時間先までの雨雲がわかる! Yahoo!地図の雨雲レーダー

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