ユーザー投票数は約2,000。最終的に大賞に決まったのは「( ˙-˙ )」(真顔)だ。
スタッフによれば、真顔が大賞を獲得した理由として、著名人のInstagramやTwitterで多くの「真顔」写真が投稿されていたことが影響しているのではないか? ということだ。変顔ブームからの反動なのか、逆にシュールさが面白いということで真顔というトレンドが生まれたと考えられる、とコメントしている。
実際の理由は他にも色々と考えられると思うが、顔文字としての真顔は汎用性が高いということも大きいのだろう。微妙な返答をしたい時に使いやすい顔文字だけに使用頻度も高くなる。
なお、Simejiといえば、元々Androidで人気の日本語入力アプリだったが、中国のバイドゥが権利を取得して以降は、何度かセキュリティ関係で話題になったこともある。色々な話題、変遷を経てきたが、今でも人気アプリの一つであることには変わりなく、さらには昨年9月にはiPhone/iPod touch版もリリースされている。今年の12月時点でiOS版だけでも600万ダウンロードを突破しており、実は今年の3月にはiOS向けに有料アプリとなる「Simeji Pro」もリリースされている。
ノミネートされた顔文字(*クリックして拡大)
おそらく日本語入力システムによってユーザーの好みや人気が異なると思うので、ATOKなど、他社のシステムにおける顔文字の利用頻度や人気なども知りたいところだ。
【情報元、参考リンク】
Simeji/今年の顔文字大賞2015