ドコモ向けの昨年モデルN-01G |
今ではNECはスマートフォンの新規開発・販売を行っていないため、あまり馴染みがなくなってきてしまっているが、NECは2013年7月に携帯電話事業の見直しを行い、スマートフォンの新規開発を中止し、段階的に事業を縮小してきた。
競争の厳しいスマートフォンの開発は止めても、フィーチャーフォン(ガラケー)の事業は行っていたが、独立会社として運営するには非効率な事業規模となったため、NEC本体に事業を譲渡するということだ。
NECモバイルコミュニケーションズの従業員数は約30名なので、それも理解できる。2014年度実績での端末の出荷台数は約75万台で、売上高は約230億円だ。
NECは今回の体制見直しによって、携帯電話端末事業の運営効率化を図り、この事業を継続していく。
【情報元、参考リンク】
NEC/プレスリリース