i-dio Phone |
このi-dio Phoneの大きな特徴は、新しい放送サービスである「i-dio」に対応していること。i-dioはエフエム東京及びV-Lowマルチメディア放送関係各社から発表された新しい放送サービスで、2016年3月から福岡、大阪、東京でサービスの提供が始まる。
地上アナログテレビ放送終了後に空いた周波数帯を利用するサービスで、特徴は3つ。
・携帯性・移動性
・放送=一斉同報性
・通信的=IPデータキャスト
携帯性や異動性というのはスマートフォンなどのモバイル端末や車載型の端末で移動しながらでも情報を入手できる、ということ。二つ目は輻輳なく不特定多数に情報を一斉送信できること、三つ目は映像、音響、データ等の様々な情報を柔軟に組み合わせた新しい形式の放送になること。
その他、ワンセグ、FMラジオ(ワイドFM対応)に対応している。SIMフリーのスマートフォンとしてはワンセグに対応している機種はまだ少ないので、貴重な一つになるが、さらに言えば、i-dio対応スマートフォンはもっと貴重だろう。
右側面にはアンテナが収納されている。 |
背面側から見るとこのようになっている。アンテナの取付け部もわかると思う。 |
通信方式はNTTドコモのFOMAエリア(2100MHz)、FOMAプラスエリア(800MHz)に加え、高速通信ができるLTEのBand 1、3、19、21に対応している。
OSはAndroid 5.1で、プロセッサはクアッドコア1.2GHz、メモリは2GB RAM、16GB ROMで、ディスプレイは約5インチのIPS液晶で、解像度は720×1280ドット、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠、Bluetooth 4.0 Smart Ready、本体サイズ約143.7×71.5×10.6mm、重さ約158gなどの基本スペックだ。バッテリー容量は3,000mAhで、メインカメラは約800万画素、サブカメラは約200万画素だ。
急速充電規格の「Quick Charge 2.0」に対応しているため、対応ACアダプターを使うことで短時間での充電も可能だ。製品パッケージに同梱されているACアダプターはQuick Charge 2.0に非対応のモデルなので、Quick Charge 2.0での充電をしたい場合は、対応アダプターを別途購入する必要がある。
i-dioを利用できる端末という点が最大の特徴になる。
【情報元、参考リンク】
・i-dio Phone製品ページ
・i-dio公式サイト
・Amazon/i-dio phone検索