Galaxy ViewとiPad mini 4のサイズ比較。18.4インチというサイズは本当に大きい。 |
Galaxy Viewは約18.4インチサイズで解像度がフルHDのディスプレイを搭載するAndorid端末で、「タブレット」と表現するには大きすぎるし、モニターというにはちょっと内容が異なる、というジャンル分けしにくい製品だが、同社は特にジャンル分けせず、18.4インチのマルチメディアデバイスと呼んでいるようだった。
サムスン電子ジャパンの代表取締役 最高執行責任者 堤 浩幸氏がGalaxy Viewを披露 |
Galaxy Viewはこのように2段階の角度で設置できる |
いかにも法人向け製品にも見えるGalaxy Viewだが、まずは法人向けに販売される予定で、その後一般ユーザー向け販売が行われるのかは、現時点では分からないようだ。とはいえ、リビングでの利用シーンなども想定されているようなので、要望が多ければ登場するかもしれない。
すでに富士ソフトはGalaxy Viewに対応したペーパーレスシステム「moreNOTE」、来客受付システム「moreReception」を活用し、企業向けの拡販を行うことを決めているという。
まずは法人向けに販売される
このGalaxy ViewはOSにAndroidを採用し、マルチタッチ対応ディスプレイを搭載するため、Androidスマートフォンやタブレットと同じような使い方ができる。
写真で見ると普通のAndroidタブレットだが、実際には非常に大きい。 |
CPUはオクタコア1.6GHz、メモリは2GB RAM、32GB ROM、外部メモリとしてmicroSDカードスロットを搭載し、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetoothは4.1、バッテリー容量は5,700mAh、本体サイズは約452×276×11.9mm、重さ約2.7kgといった基本スペックだ。約210万画素だが、一応カメラも搭載する。
ボディサイズの割りにバッテリー容量が少ないが、結局のところGalaxy Viewは家やオフィス外に持ち出す使い方はあまり想定されておらず、あくまでも建物内の移動がメインと考えられてるため、コンセントがある場所で使う分には5,700mAhで十分だろう。一応このバッテリーだけで動画再生の場合、最大で約8時間ほど駆動できるようだ。
電源はACアダプタで取る |
また、Galaxy ViewはUSB端子ではなく、ACアダプタ用の端子を使って給電する。
これだけ画面が大きいと、例えば会議で複数人で動画や資料を見るときも十分だし、プロジェクターも不要かもしれない。少なくともちょっとした打ち合わせでは十分だろう。また、同社はデジタルサイネージとしての利用を想定しているようで、確かに店頭などでの利用はちょうどよさそうだ。
前面に約210万画素のカメラを搭載するのでビデオ通話にもちょうどいい |
背面側には取っ手がある |
前述したように約210万画素のカメラを前面に搭載しているので、ビデオ通話などにも使える。
ちょっと面白いギミックはスタンド機能で、2段階に角度を調節できるようになっている。背面パネルがスタンドとして開くようになっているのだが、上と下、どちらを開くかで角度を変えられる。
さらに、上側を開くと、取っ手を使えるので、持ち運びの際にはこれを使って移動できる。
背面パネルを開くと取っ手を使うことができる |
写真や動画の視聴にもちょうどいいが、 最近のタブレットやテレビなどと比べるとディスプレイの表示能力は劣る印象。 |
今回の発表会のレポート記事は下記の通り。
・Galaxy Viewのレポート記事
・Gear S2のレポート記事
・Gear VRのレポート記事
・Galaxy A8のレポート記事
【情報元、参考リンク】
・Galaxy View製品ページ
・Amazon/Galaxy View検索ページ