AQUOS ケータイ 504SH |
今回はそのソフトバンク及びワイモバイル向けのAQUOS ケータイの概要をお届けしたい。
まず、今回のAQUOS ケータイ(504SH)はソフトバンクとワイモバイル、両ブランドから登場するが、カラーバリエーションが異なる。ソフトバンクは、ターコイズ、ゴールド、ピンク、ホワイト、パープル、レッド、ネイビー、ブラックと8色ものカラーバリエーションを用意しているが、ワイモバイルはレッド、ホワイト、ブラックの3色だ。
ソフトバンクからは8色が用意される。 |
ワイモバイルでは3色。 |
しかし、ハードウェアは同じだ。残念ながら今回のAQUOS ケータイはLTEには非対応だが、実は搭載するチップセット自体はLTEに対応可能なものとなっている。そのため、ソフトウェア更新で対応させようと思えばできないこともないようだ。しかし、現時点で公式にその予定は発表されていないし、おそらくアップデートはされず、3Gケータイとして使い続けることになるのではないかと思う。
3Gのみの対応で、データ通信は下り最大21Mbps、上り最大5.7Mbpsだ。Wi-Fiにも対応していない。しかし、ちょっとしたWebサイト閲覧や「LINE」、メールなどのやり取り程度なら3Gでも十分だろう。
基本的な特徴 |
スタイルは昔ながらの折りたたみ型で、メインディスプレイは約3.4インチサイズで解像度がqHD(960×540ドット)の液晶。サブディスプレイは約0.7インチ(21×96ドット)の有機ELで、時計表示などをしてくれる。ボディは防水・防塵仕様で、サイズは約51×113×17.6mm、重さ約124gだ。
ごく普通のガラケーデザインなので、一見したところAndroidガラケーなのか従来のガラケーなのか見分けるのは困難だろう。
画面サイズは約3.4インチ。 |
サブディスプレイは約0.7インチの有機EL |
背面には約800万画素のカメラを搭載する。 |
外部メモリとして最大32GBまでのmicroSDカードに対応し、CPUはクアッドコア1.1GHz、バッテリーは1,410mAh、Bluetooth 4.1チア王、ワンセグ(視聴のみ)、赤外線通信対応といった基本仕様だが、おサイフケータイには非対応だ。カメラは約800万画素。
充電はmicroUSB端子で行えるので、スマートフォン用の市販のUSB-ACアダプタや
モバイルバッテリーなどを使用可能。
モバイルバッテリーなどを使用可能。
バッテリーは交換可能。容量は1,410mAhだ。 |
au向けのAQUOS ケータイと比べるとやや見劣りする性能かもしれないが、前述したように、ちょっとしたWeb利用や「LINE」、メール程度なら3Gでも問題ないだろう。
Android搭載機なので、「LINE」では通知もリアルタイムに来るし、スマートフォンのユーザーと同じような感覚で「LINE」を利用することができる。トークも無料通話もできる。さらに、シャープ製端末なので「タッチクルーザーEX」が本当に便利だ。
キーボードはボタンを物理的に押せるだけでなく、全面がタッチパネルにもなっている。 |
キーボードは光るので暗い場所でも問題なく使える。 |
キーボードの全面がタッチ操作可能な領域になっているので、タップやスクロール、ピンチ操作などができるので、スマートフォンライクな操作がある程度はできる。それでいて文字入力は物理キーでガラケーと同じように行えるので、ガラケーが好きな方にはちょうどいいはずだ。
使える機能は少ないが、ブラウザ、LINE、メール程度しか使わない場合には十分。 |
LINEはスマートフォンライクに使うことができる。 |
また、AQUOS ケータイはソフトバンクとワイモバイルで新たに提供される「迷惑電話ブロック」サービスにも対応する。このサービスは、不審な電話番号のデータベースと照らし合わせることで、着信時に不審な電話だったら警告表示をしてくれたり、ブロックをしてくれるサービス。悪質なセールスや振り込め詐欺などの迷惑電話を警告してくれるので安心だ。ただし、月額300円(税抜)と有料なので、その点には注意してほしい。
AQUOS ケータイは安価で販売されるので入手しやすく、料金プランも安価なので、その点も魅力の一つとなるだろう。新規契約やMNPでは実質0円、機種変更でも実質490円など、高くないので入手しやすい。
また、ワイモバイルではセットでタブレット「MediaPad M1 8.0 403HW」を購入するとタブレットが最大3年間月額500円で利用できるキャンペーンなども実施している。
【情報元、参考リンク】
・ソフトバンクオンラインショップ/AQUOS ケータイ製品ページ
・Y!mobileオンラインストア/AQUOS ケータイ製品ページ