ソフトバンクと健康コーポレーション、RIZAPの3社は16日、IT・通信及びヘルスケア領域を中心とする分野において新たなビジネスモデルを創造する協業体制を構築することで合意したと発表した。
目的は、RIZAPが有する運動指導・栄養指導などのノウハウ及び健康コーポレーションが有するマーケティング力、そしてソフトバンクのIT・通信技術を組み合わせることで、より人々の健康増進に貢献していくことだという。
具体的には3社それぞれが展開する事業を活用した「ヘルスケア・プラットフォーム」を開発し、それをベースに様々なヘルスケアサービスを提供していく。
すでに予定されている計画はいくつかあるが、一つはRIZAPのサービスをIT・通信技術を活用して遠隔で受けられるようにすること。
ソフトバンクのIT・通信技術とRIZAPのノウハウを組み合わせ、遠隔地においてもRIZAPのサービスを気軽に受けることができるようになる。サービスは来春をめどにリリースされる予定。
2点目はRIZAPと共同でヘルスケアデバイスを開発し、それを使ったサービスを提供すること。最近のウェアラブル端末では歩数、消費カロリー、睡眠品質などのに加えて、心拍数も測定できるようになってきているが、そうしたウェアラブル端末が新たに登場するものと予想される。
3点目はRIZAPの詳細なヘルスケアビッグデータとソフトバンクの企業向け情報プラットフォームを活用し、社会的に求められている健康問題の解消に貢献するための研究に取り組むこと。
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