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ソフトバンク、モバイルプロジェクター兼ルーター兼バッテリー兼Android端末の「モバイルシアター」を11月13日に発売へ

ソフトバンクは5日、「SoftBank」の新製品としてLTEに対応したモバイルデータ通信が可能なAndroid端末でありながらモバイルプロジェクターとして映像を投影することができる「モバイルシアター」(ZTE製)を11月13日に発売すると発表した。

モバイルシアター

モバイルシアターの発表は早かったため、ようやくのリリースになるが、非常に多機能な端末なので待っていた方もいると思う。

また、ソフトバンクはモバイルシアターの発売にあわせてモバイルシアター用の料金プラン「スマートデバイスプラン」と、スマートフォンで契約しているデータ定額パックのデータ量をシェアできるサービス「スマートデバイスシェア」の提供も開始する。

まずこの製品はAndroid 4.4.4を搭載するAndroid端末だ。スマートフォンやタブレット等と同様に様々なAndroidアプリをGoogle Playからダウンロードして楽しむことができる。ディスプレイは約5インチ、HD解像度のものを搭載していて、もちろんタッチ操作にも対応しているので、持ちにくいかもしれないがスマートフォンライクにAndroidアプリを扱うことができる。

モバイルシアターは約5インチのディスプレイを搭載するAndroid端末でもある。

そして、製品として最大の特徴的機能はプロジェクター機能だ。

液晶ディスプレイに表示している映像をそのまま投影できるほか、HDMI入力端子に繋いだ各種AV機器やパソコン等の映像を投影することもできる。また、Miracatを利用して他のAndroidスマートフォンやタブレットの映像をケーブルレスで出力することもできる。

5月に開催された発表会場に展示されていたデモ機での投影例。
明るい室内だったので薄いが、150ルーメンあれば暗い室内なら大丈夫だろう。

プロジェクターとしての性能は投影サイズが最大120インチで、明るさは最大150ルーメン。本格的なプロジェクターと比べると150ルーメンというのは暗いが、小型プロジェクターとしては悪くないレベル。明るい室内で十分な視認性を得るには不十分だが、ある程度暗くすれば十分に実用できるはずだ。

6,300mAhと大容量のバッテリーを搭載しているため、最大で約3時間の投影が可能。さらに、このバッテリーの容量を活かし、スマートフォンなどを充電するモバイルバッテリーとしても利用できる。

また、ネットワークはSoftBank 4G、SoftBank 4G LTEに対応しており、モバイルWi-Fiルーター代わりにすることもできる。

主なハードウェア仕様はCPUがQualcomm MSM8974クアッドコア2.0GHz、メモリが2GB RAM、16GB ROM、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)、Bluetoothは4.0、本体サイズは約131×134×33.3mm、重さ約579g。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンクオンラインショップ

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