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電子コミックサービス「LINEマンガ」が日本の作品の海外展開を目的にグローバル版「LINE Manga」の提供をまずは台湾で開始

LINEは5日、電子コミックサービス「LINEマンガ」の海外展開を目指し、グローバル版「LINE Manga」を立ち上げ、台湾での提供を開始したと発表した。


このLINE Mangaの提供は講談社、小学館、メディアドゥ、LINEの4社による合弁事業会社LINE Book Distributionを通じて行われる。Android版アプリ、iOS版アプリが用意され、いずれも無料で利用できる。

日本市場でのLINEマンガの提供は2013年4月に始まり、すでに2年以上が経過し、現在までに約10万点以上のタイトルを提供する電子コミックサービスとなっている。累計ダウンロード数も1,100万件を突破するなど、国内最大級の規模のサービスだ。

一方、アジア圏を中心とする海外では日本のマンガ文化へのニーズがあるにも関わらず、デジタルコンテンツをグローバル展開しているプラットフォームが少ないことから、正規版のコンテンツが手に入りにくく、海賊版が横行するのが現状だ。

そのような中で、LINEは講談社、小学館、メディアドゥと資本業務提携を行い、コミックを中心とするデジタルコンテンツの配信をグローバルに展開するため、合弁事業会社を設立し、今回、グローバル版のLINE Mangaの提供を開始した。

グローバル版でも日本のマンガ作品をアプリ上で購入・閲覧することができ、約1,200冊は現地出版社の協力を得て、繁体字版で提供している。また、作品を日替わりの連載形式で無料提供する「無料連載」では、台湾でも人気のある「進撃の巨人」、「宇宙兄弟」、「名探偵コナン」のほか、「LINEオリジナルマンガ」など60作品を提供し、今後さらに拡大していく予定だという。

LINEのファミリーサービスならではのスタンプに関しても日本と同様の展開をし、対象コミックを購入するとそのマンガのキャラクターのスタンプを提供する。

【情報元、参考リンク】
LINE/プレスリリース

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