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動画配信サービス「dTV」が4K配信を開始! マンガ、舞台・演劇・落語等の作品やカラオケの配信も開始。ビエラ、各社のAndroid TV搭載テレビにも順次対応へ

エイベックス・デジタルは25日、同社が運営する動画配信サービス「dTV」において、4K映像の配信を開始したと発表した。さらに、チャンネル数が4つ増設され、新たなジャンルのコンテンツの配信が始まった。


また、今後はパナソニックの「ビエラ」シリーズ、ソニーの新しい「ブラビア」のようにAndroid TVを搭載する製品にも順次対応することが明らかにされた。

最も注目したいのは4K映像の配信で、まずは4K解像度のディスプレイを搭載するNTTドコモ(以下、ドコモ)向けスマートフォン「Xperia Z5 Premium」で対応する。他のデバイスでの4K映像の視聴は今後順次可能になっていく予定。具体的予定されているのは、ソニーの「ブラビア」とパナソニックの「ビエラ」で、どちらも今冬対応予定。ブラビアはX9400C/X9300C/X9000C/X8500C/X8000Cシリーズ、ビエラはAX900/AX900F/CX800/CX800N/CX700シリーズが予定されている。

気になる4K画質で配信される最初の作品はAAAのミュージックビデオで、最新シングル「愛してるのに、愛せない」が4K画質で配信中だ。その後、12月15日に同じAAAの「LOVER」「さよならの前に」「L'ill Infinity」の4K画質ミュージックビデオが配信される予定。

4Kコンテンツの第一弾はAAAのミュージックビデオ

今後の4Kコンテンツの拡充と対応デバイスの拡充に期待したいが、国内の主要動画配信サービスでは4K映像の配信開始は「Netflix」に次いで2番目の事例となる。現状では「Hulu」や「U-NEXT」は4K配信を行っていないので、dTVが今後どれくらいのスピードで4Kコンテンツを拡充していくかにも注目が集まるだろう。

Netflixの場合は全体の配信ラインナップは少ないものの、4Kコンテンツはそれなりに揃っているので、4Kコンテンツを楽しむだけならNetflixの方が多いのが現状だ。ただ、Netflixで4K画質を楽しもうとする場合、月額1,450円のプレミアム会員に加入しなければならないので、料金はほぼ3倍になってしまう。それだけに、安価なdTVでどれくらいコンテンツを揃えてくるのか、注目したいところだ。

また、dTVには25日より新たに4つのチャンネルが追加された。下記のチャンネルだ。
  • 「トピックス」 ・・・dTVの週間ランキングや注目作/新作の特集
  • 「マンガ」・・・人気のムービーコミック“Beeマンガ”をチャンネル化。「進撃の巨人」や『好きっていいなよ』など人気作を配信
  • 「シアター」・・・舞台・演劇作品の特集チャンネル。藤原竜也主演「ロミオとジュリエット」他30作以上配信
  • 「カラオケ ・・・最新ヒット曲から定番曲まで自宅での練習に最適

これらのチャンネルの追加によって、合計チャンネル数は18に拡大する。料金が安いサービスながら、コンテンツの充実度は他社サービスを超えるレベルになってきている。

特にシアターチャンネルでは、舞台、演劇作品、落語などの視聴も可能なので、かなり貴重なサービスと言えるかもしれない。こうした作品は現状ではHuluやNetflixにはないので、ファンには嬉しいチャンネルといえそうだ。

【情報元、参考リンク】
dTV

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