まずはOperaの最新バージョン33からだが、新しいロゴに変わったほか、動画データの圧縮機能が導入されている。
日頃、多くの人がWebブラウザを使って動画を視聴する機会が多くなってきたと思うが、動画視聴では大容量のデータ通信を行うことがネックだ。テキストと画像ベースのWebサイトを閲覧している程度ではパケット定額サービスの高速データ通信量の上限にはなかなか到達しないが、動画だと容易い。何時間も視聴するとすぐだ。
そこで役に立つのが動画データの圧縮機能で、動画データをOperaが圧縮し、さらには再生途中での読み込み待ちも少なくしてくれる。これによってモバイルデータ通信量を抑えることができる。ただし、この機能はオプション扱いで、設定メニューから「データ圧縮量」をタップして「動画データの圧縮」という項目にチェックを入れて、有効にしておく必要がある。
他にもいくつかの改善内容などがあるが、次にOpera Miniのアップデート内容に触れたい。Opera Miniでは、ダウンロード完了通知機能が搭載された。ダウンロードが終わったら通知を出してくれるようになるので、利便性が向上するだろう。
また、タブをバックグラウンドで開くことも簡単になったほか、切替も手軽にできるようにされている。これによって、複数のWebサイトの情報を比較検討するような場合や、複数のWebサイトを順次見ていくのが楽になっている。
【情報元、参考リンク】
・Google Play/Opera
・Google Play/Opera Mini
・Operaブログ/Android 用 Opera で動画を圧縮してもっと観よう