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例えば、スマートフォンで記事を読んでいるとき、LINEやメッセンジャーでやり取りしているときに地名が出てきて調べたい、ということがあると思う。従来は地名部分を長押ししてコピーして、ブラウザを立ち上げたり、ウィジェット等のGoogleの検索窓にペーストして検索、という流れが一般的だと思う。
このNow on Tapの場合は、記事を読んでいる画面やLINEなどの画面を表示したまま、ホームボタン(ソフトウェアキーでもいい)を長押しするだけで自動的に画面を解析して、ユーザーが次にしたいことを提示してくれる。例えば地名で検索したり、マップで場所を確認したり、といった機能を即座に起動できるカードを表示してくれるので、それを選べばいい。
いちいちワードをコピー&ペーストしたり、Webブラウザを起動する必要がないので、検索をスムースにできるようになる。
LINEでのトーク中に食べ物の話をしていてレシピを調べたいときも同様。ホームボタンを長押しすると、画面内のトークを分析し、自動的にメニューのワードをピックアップし、検索やクックパッド、食べログなどを提示してくれる。クックパッドと食べログ以外の関連アプリがインストールされていれば、そういうアプリも提示される。
また、待ち合わせの話をしている時には、その時間と場所をGoogleカレンダーに入力したり、ということが少ない手順でできる。
Now on Tapはユーザーのニーズに適切に応対できるよう学習していくので、使えば使うほど賢くなっていくのも魅力だ。今回、Now on Tapは英語に続く2言語目として日本語での提供が開始された。
【情報元、参考リンク】
Google Japan Blog/Android 最新OS で使える Now on Tap が日本登場