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【市場調査】2015年4月-9月の国内のタブレット出荷台数は446万台。Androidが47.5%、iOSが37.9%、Windowsが14.6%

MM総研は19日、2015年度上期(4月-9月)の国内タブレット端末出荷概況を発表した。ここで言う出荷台数にはモバイルデータ通信には非対応のWi-Fiタブレットと、モバイルデータ通信に対応したセルラータブレット(通信キャリアモデルだけでなくSIMフリーも含む)が含まれている。

出典:(株) MM総研 [ 東京・港 ]

上期の総出荷台数は前年同期比8.0%増の446万台となり、依然としてタブレット市場が拡大していることが分かる。

セルラータブレットについてはNTTドコモの販売ルートがAndroid勢、iPadシリーズともに好調で、Wi-Fiタブレットについては減少傾向となっている。これはスマートフォンの大画面化が進む中で、7-8インチの低価格Wi-Fiタブレットの需要が減少したためと分析されている。

実際に最近のスマートフォンは6インチのディスプレイを搭載するものも増えてきており、タブレットとの線引きが難しくなってきている。以前は「ファブレット」と呼んできた製品までスマートフォンに含まれる状況になっており、スマートフォンが扱う画面サイズの幅が広がっている。

また、今回の調査にはWindowsタブレットも含まれているが、OS別に見た場合、最も出荷台数が多かったのはAndroidで47.5%、次いでiOSの37.9%、そしてWindowsの14.6%だ。Android勢はメーカー数、機種の種類も多いので一つのシリーズだけで37.9%を獲得するiPadはやはり強いものの、OSシェアではAndroidがトップとなっている。また、WindowsもSurfaceシリーズが好調でメーカー別シェアで全体の5位にMicrosoftがつけている。

メーカー別出荷台数シェアはトップがApple、2位に富士通、3位にASUS、4位にソニー、5位にMicrosoft、6位にHuaweiの順で、2位から6位には大きな差はなく、団子状態となっている。

2015年度通気での予測は980万台で、1,000万台をこえるのは2016年度になるものと予想されている。

出典:(株) MM総研 [ 東京・港 ]

【情報元、参考リンク】
MM総研/2015年度上期国内タブレット端末出荷概況

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