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【取材レポート】大満足の全部入りコンパクトXperia Z5 Compact(SO-02H)【ドコモ2015-16冬春モデル】

9月30日にNTTドコモ(以下、ドコモ)は「2015-2016冬春モデル新商品発表会」を開催し、Xperiaシリーズのコンパクトな最新スマートフォン「Xperia Z5 Compact SO-02H」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表した。

▲Xperia Z5 Compact SO-02H

「Xperia Z5」はドコモ以外にもauおよびソフトバンクでも発売することが発表済み。ドコモはさらにコンパクトなXperia Z5 Compact SO-02Hと大画面の「Xperia Z5 Premium SO-03H」をラインナップさせ、「丁度いい」Xperiaを選ぶことができることを強みとしている。

▲前面

カラーバリエーションは「ホワイト」「コーラル」「イエロー」「グラファイト ブラック」で、ホワイトのみベゼル部分まで白でまとめられている。

▲Xperia Z5 Compact SO-02HとXperia Z3 Compact SO-02Gとの比較

これまでのXperiaとあまり違いを感じなかったのだが、「Xperia Z3 Compact SO-02G」(写真=左)と比較してみたところ角の丸みが大きく異なっていることがわかった。ディスプレイもやや下に位置する。

▲背面

ボディーはXperia Z3 Compact SO-02Gと同様に前面・背面とも剛性感の高いガラス製だが、背面のガラスはフロストガラスとなりやや趣が変わっている。

背面にはFeliCaマークがあり、おサイフケータイ、iDなどのサービスを利用可能だ。今回ラインナップされた他のXperia 2機種とのハード的な違いは、テレビに関してワンセグのみでフルセグの視聴ができないこと、内蔵メモリーが2GB(RAM)、ディスプレイが小さいこともあり解像度がHD(720×1280ドット)である点だ。一方でサイズと軽さがXperia Z5 Compact SO-02Hの訴求ポイントとなる。

クアッドコアCPUやハイレゾオーディオ対応、4K動画撮影、Premium 4Gなどハイエンドスマートフォンの機能が盛り込まれた満足度の高いものとなっている。

▲内蔵ストレージは全機種共通の32GB

内蔵ストレージ(ROM)は32GB、microSDカードはSDXC規格の200GBに対応する。

▲背面カメラ

背面のカメラは全モデル共通で約2300万画素の裏面照射積層型CMOSセンサーを搭載、前面のカメラも同じく約510万画素の裏面照射型CMOSセンサーだ。

▲プレミアムおまかせオートの新機能

撮影機能の一つ「プレミアムおまかせオート」ではホワイトバランスと明るさを調整できるようになった。

▲静止画はマルチアスペクト対応

静止画の解像度はマルチアスペクトに対応しているようだ。4:3時で5520×4140ドット、16:9時では5984×3366ドットと表示されており、これまでは単純にトリミングしてアスペクト比を変更しているだけだったが、これにより画角の変化なしでアスペクト比を変更できそうだ。

▲H.265記録可能

また、動画のファイル形式にはAndroid 5.0からサポートされた、圧縮性能が向上した「H.265」での記録をサポートしている。

▲右側面(写真=上)、左側面(写真=下)

右側面(写真=上)には指紋認証をサポートする電源キー、ボリュームキー、カメラキー、左側面(写真=下)にはmicroSDカード、ドコモnanoUIMスロット、ストラップホールがある。

▲新しくなった電源キー

これまでXperiaの電源キーは丸型がデザインの特徴の一つとなっていたが、指紋センサーの搭載で横長のキーとなった。指紋の読み取りは指を置くだけで認証される。

▲上面(写真=上)、下面(写真=下)

上面(写真=上)にはマイク、イヤフォンマイク端子、下面(写真=下)にはmicroUSB端子、マイクがある。マイクが2つあるのは通話用ではなく、動画撮影時のステレオマイク用だ。

▲Xperia Z5 Compact SO-02H

現在、ディスプレイサイズが5インチを越える機種が増え、手のひらに収まるサイズ感のスマートフォンが少なくなっているだけに、Xperia Z5 Compact SO-02Hのようなスマートフォンは今後もラインナップして欲しいところだ。

(記事:mi2_303

【情報元、参考リンク】
ドコモオンラインショップ/Xperia Z5 Compact製品ページ

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