LINEがいじめ対策として悪口などのトラブル防止に効果のあるスタンプ案を募集。スタンプ化して来春配信予定

LINEは13日、「悪口などのトラブルを防止するLINEの”おたすけスタンプ”」というテーマで国内在住の小学生、中学生、高校生を対象にLINEスタンプの案を募集すると発表した。

今回のスタンプ案は、クラスや部活動のLINEグループ内などでトラブルに繋がりそうな発言があったときに、悪意のある発言の連鎖を止めたり、仲裁に入ったりする際に、子供たちに利用してもらうことを想定して制作するLINEスタンプのために募集するもの。

企画のそもそもの発端は、10月10日にNHK Eテレで放送された「いじめをノックアウトスペシャル第6弾 ボクたちは、あきらめない。」において、出演者の高橋みなみさんと中高生たちが「LINEのトーク上での悪口を防ぐために、やりとりを見ている人たちができることは何か？」をテーマに討論したところ、中高生から「LINEのスタンプで場をなごませ、悪口が飛び交う空気を変える」というアイデアが出たこと。

そこで、NHKの協力のもとスタンプを制作することになった。

スタンプ案の募集は前述したように小学生、中学生、高校生を対象に、「NHKいじめを考えるキャンペーン」ウェブサイトで12月31日まで行う。Webサイトから応募用紙を印刷し、イラストや文字のスタンプ案と、スタンプに込めた思い、ニックネームを記入して指定の住所へ郵送すればいい。もしくはWebサイト上の応募フォームから応募すればいい。

採用されたスタンプ案は、専門家のアドバイスを通じて、トラブル防止効果をより高める観点で最適化を行い、無料で使えるスタンプとして来春をめどに配信される予定。

【情報元、参考リンク】
・LINE/プレスリリース
・「NHKいじめを考えるキャンペーン」ウェブサイト