HTC Desire EYE(左)とHTC Desire 626(右)
取扱う量販店はエディオン、コジマ、ソフマップ、Nojima、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどで、通販ではAmazon、Joshin(Web)で販売される。実店舗販売は当面は全国約80店舗で順次拡大予定。
また、同社が開設した通販サイトHTC e-shopではMVNOのSIMカードの取扱いも行うが、「OCN モバイル ONE」の取次販売を11月1日から行うことが明らかにされた。
HTC Desire EYEとHTC Desire 626の詳細はこちらの記事を参照してほしいが、本記事でも概要を紹介したい。
背面。左がHTC Desire EYE、右がHTC Desire 626。
HTC Desire EYEとHTC Desire 626はともにSIMフリーで提供されるAndroidスマートフォンで、HTC e-shopでの販売価格はHTC Desire EYEが57,024円(税込)、HTC Desire 626が32,184円(税込)。価格からも分かるようにスペック上はHTC Desire EYEの方が上位グレードのモデルになる。
どちらもカラフルでポップなデザインが印象的なスマートフォンで、非常に持ちやすいフォルムをしている。特にHTC Desire EYEについては質感も高く、最近のキャリア端末ではあまり見かけないデザインということもあり、HTC Desire EYEのデザインを好む方はかなりいるだろう。626もデザインの基本は同じで、側面にマットな仕上げを採用していることもあり、かなり持ちやすい。
HTC Desire EYEは一見派手だが、質感高くまとまったデザインだ。 |
「EYE」の名から想像できるかもしれないが、カメラ機能を強化したモデルで、メインカメラ、インカメラともに約1,300万画素のセンサーを採用し、両方に2色カラーLEDフラッシュを搭載する。2色カラーLEDフラッシュはフラッシュ使用時の色合いが1色のLEDフラッシュと比べるとより自然になる。さらに、リアルタイムで効果を確認可能な美肌効果機能や、メインとインカメラでの同時撮影が可能な分割撮影機能や重ね合わせ機能など、様々な機能を持つ。
カメラアプリには様々な撮影スタイルがある。 |
HTC Desire 626ではリアルタイムでの美肌効果の確認はできないものの、撮影後の処理は可能だし、様々なカメラ機能を搭載する。
その他には、様々なデザインの素材が用意されたホーム画面の着せ替え、各種ニュース等を素早く確認できるHTC BlinkFeedなどの機能がある。
基本スペックはHTC Desire EYEがAndroid 5.1、Qualcomm MSM8974(クアッドコア2.3GHz)、2GB RAM/16GB ROM、5.2インチ・フルHD液晶、Wi-FiがIEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)、2,400mAhのバッテリー搭載などで、本体サイズは約151.7×73.8×8.5mm、重さは約154g。防水防塵仕様も特徴の一つ。
急速充電規格の「Quick Charge 2.0」にも対応するので、対応するUSB-ACアダプタを利用すれば短時間での充電も可能だ。
ネットワーク対応は下記の通り。
・LTE:FDD-700/900/1800/2100/2600/800、TDD-2600/1900/2300/2500
・W-CDMA:800/850/900/2100/1900
・GSM/EDGE:850/900/1800/1900
HTC Desire 626はAndroid 5.1、Qualcomm MSM8916(クアッドコア1.2GHz)、2GB RAM、16GB ROM、5.0インチ・HD液晶、Wi-FiがIEEE802.11b/g/n、2,000mAhのバッテリー搭載などで、本体サイズは約146.9×70.9×8.19mm、重さ約140g。こちらは防水防塵仕様ではない。ネットワーク対応は下記の通り。
・LTE:FDD-700/850/900/1800/2100/2600/800
・W-CDMA:800/850/900/2100
・GSM/EDGE:850/900/1800/1900
今回のHTCによるSIMフリースマートフォンの投入において、大きな特徴となるのがサービスセンターの存在だ。年中無休、フリーダイヤル(通話料無料)で電話相談に応えてくれる。しかも、購入前後問わずだ。SIMフリースマートフォンの場合、SIMカードと通信サービスをユーザーが自由に選べることもあり、逆に知識がないと不安で手を出しにくいだろう。購入場所や購入の仕方すら分かりにくい。そのため、機種選びやSIMカード選びなどの相談も含めて、購入前からサポートしてくれるということだ。
また、購入後の修理サポートに関しても、最短で5日間でユーザーの手元に返却できる体制を構築して対応する。
サービスセンターと修理対応について (※クリックして拡大)
下はAmazon.co.jpでの商品リンク。
【情報元、参考リンク】
・HTC SIMフリー特集記事
・HTC Desire EYEレビュー記事
・HTC Desire 626のレビュー記事
・HTC e-shop