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ブリザード、Hearthstone(ハースストーン)の日本語版サービスを提供へ。事前登録でカードパックを贈呈

Blizzard Entertainment, Inc.(ブリザード・エンターテイメント、以下「ブリザード」)は3日、都内でデジタルカードゲーム「Hearthstone(ハースストーン)」のイベントを開催し、同作の日本向けサービスを提供すると発表した。

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Hearthstoneはグローバルでは既に提供中で、プレイ可能なプラットフォームもWindows、Mac、Android、iOS、Amazon Fireシリーズ等と、幅広くサポートしている。日本のユーザーも英語版をプレイすることは可能で、かくいう筆者もオープンβの頃からプレイしている。

Hearthstoneはブリザードの「Warcraft」の世界を舞台とした対戦型のデジタルカードゲームで、他のプレイヤーとのネット対戦を基本としている。もちろん、一人でのソロプレイも楽しめるし、練習も可能だが、対戦が基本で、面白さが詰まっている。

Hearthstoneは「Magic: The Gathering」に代表されるカードゲームの要素を取り入れつつ、ちょうど上手い具合にカジュアルにした点が大きな特徴で、ルールやシステムは非常によくできている。特にワンプレイが15分から30分程度で終わるのが良く、テンポよくプレイできる。

Warcraftの世界感を知らなくても遊べるので、誰にでもオススメできるゲームだ。

しかも、基本プレイは無料で、カードパックもゲームを日々プレイしていれば自然と入手できるようになっているので、お金を掛けなくてもある程度までは上位に食い込んでいくことが可能となっている。「ある程度」と書いたのは、ある程度のランクまで行くと、明らかにカードパックを購入し、レアカードを大量に持っているプレイヤーと遭遇し始めるので、そうなると少し厳しくなってくる。

また、Hearthstoneは30枚のカードでデッキを構成して相手と対戦するゲームだが、流行りのデッキ構成というものがあり、それに対抗していくのもやはり大変ではある。とはいえ、課金しなくても十分以上に遊べるので、気軽にプレイしてみてほしい。

参考画像:英語版

しかし、日本人プレイヤーにとっての難点は英語だ。

これまでは日本人プレイヤーも英語版でのプレイしかできなかったので、どうしてもカードの能力を一目で把握するのは難しい、という方も多かったと思う。詳しい解説サイトも存在するので、それらの情報を参照しながらプレイしている方は問題なかったと思うし、長文を読ませるわけではないので何とかなっている方もいると思うが、今回、ついに日本語版が登場するので、敷居は一気に低くなる。

ブリザードによれば、すでに数十万人もの日本のゲーマーが日本語未対応のHearthstoneをプレイしているとのことで、ユーザー規模が十分に大きいことは明らかだが、おそらく日本語版の登場でさらにユーザー数を増やすことだろう。

同社のCEOであり、共同創業者の一人であるMike Morhaime氏は日本語版サービスの提供について次のようにコメントしている。

「日本のゲーマーの皆さんからは昨年の世界リリース以来、Hearthstone に多大なる情熱と支持をお寄せいただいております。そんな熱心な日本のプレイヤーの皆さんに Hearthstoneの完全日本語ローカライズ版をご提供できることを光栄に思います。そして今月中に、私達の”酒場”にさらに多くの日本からのプレイヤーを迎えられることを楽しみにしています」

Hearthstoneについては過去にも二度記事にしているので、詳しいゲーム内容等はそれらの記事を参照してほしいが、日本語版の提供も楽しみだ。日本語版提供の詳しいスケジュール等は準備が整い次第、後日発表となるようだ。



【情報元、参考リンク】
Hearthstone日本語版公式サイト
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読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:2 件
  1. ついにブリザード自身がローカライズしてくれましたね!
    嬉しい!

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  2. 楽しみですね!少し離れていたので久しぶりに戻ってみようと思います。

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