Xperia Z5 Dualのパッケージ |
今回は、日本より早く販売開始となった海外版のXperia Z5をXperia Z3+と比較しながらご紹介したい。
まず、グローバルではXperia Z5にはシングルSIM版とデュアルSIM版があるが、この記事ではデュアルSIM版を取り上げる。
Xperia Z5 Dualのパッケージ。カラーバリエーションは計4色(下の写真も参照)。
Xperia Z5 Dualのカラーバリエーションは、White、Graphite Black、Gold、Greenの4色。
さて、Xperia Z3+との違いを見ていきたい。下にパッケージの写真を掲載した。左側がXperia Z3+で右側がXperia Z5 Dualだ。外観デザインは、Xperia Zシリーズを通して貫かれている「オムニバランスデザイン」。そのため、正面からパッと見た印象は、Xperia Z3+とあまり変わらない。
本体を並べた写真も用意したので、そちらも参照してほしい。
左がXperia Z3+で右がXperia Z5 Dual。 |
Xperia Z3+からZ5のデザインの変化は以下の通りだ。4つのポイントがあげられるので注目してほしい。
本体をよくよく見渡してみるとXperia Z5 Dualの本体外周部を覆うアルミフレームが少しだけ角張ったのがわかるだろう。代を重ねるごとにフレームの丸みが増していったXperia Zシリーズだが、Xperia Z5では、昔のXperiaのデザインに戻っていることにお気づきかと思う。角の部分に、角から落としたときの衝撃吸収を和らげてくれるバンパーが付いているのは、Xperia Z3+と同様だ。
2つめは、本体左側のフレーム下部に「XPERIA」のロゴが彫り込みで刻印されたことだ。これは、今までのXperiaシリーズではなかったものである。Xperiaであることを強調する、ひとつのアクセントになっている。
Xperia Z5では側面に「Xperia」のロゴが刻印されている。 |
3つめは、Xperiaシリーズの“アイコン”である電源キーのデザイン変更だ。従来の、少し盛り上がって目立つデザインから、少し大きめでフラットなボタンとなった。ここには、Xperiaとしては史上初対応となる指紋認証センサーが組み込まれていて、スリープ解除からのロック解除までを自然な操作で行えるように工夫されている。
上がXperia Z5で、下がXperia Z3+ |
Xperia Z5 Dualの左側面。指紋認証は電源キーに触れるだけでいい。 |
4つめは、背面ガラスの処理だ。従来のZシリーズでは、一部を除き光沢のあるガラスを採用していたが、Z5シリーズではつや消しガラスの「フロストガラス」に変更されている。Whiteは照明にもよるが、Silverに近い色合いとなっている。
フロストガラスを採用し、背面はつや消しでマットな質感に。左から順にGold、White、Green、Graphite Black |
Z5シリーズ共通のカメラ機能としては、最速0.03秒のオートフォーカス、品質劣化を抑えた5倍までのデジタルズームが特徴だ。メインカメラは、約2300万画素の新センサーに変更されたが、背面との段差のないきれいなデザインとなっている。サブカメラには、Z3+と同じ約510万画素センサーを搭載している。
メインカメラには約2300万画素のセンサーを採用。オートフォーカスは最速0.03秒。 |
非常に速いオートフォーカスや劣化を抑えたデジタルズームなどが特徴のカメラ機能 |
なお、Xperia Z5のデュアルSIM版は、2枚のSIMカードを挿入することでき、SIMカードのサイズはnano SIMとなっている。
デュアルSIM版はSIMカードを2枚挿すことができる。 |
歴代のSony製品同様Xperia Z5 Dualにも日本語が標準で入っているため、日本語を選ぶだけですぐに使用することができるので安心だ。
グローバル版でも日本語は利用可能。 |
今回は5.2インチのXperia Z5 Dualをご紹介したが、4.6インチ液晶採用でコンパクトサイズのXperia Z5 Compact(販売中)と世界初の4Kディスプレイを搭載した注目度のモデルXperia Z5 Premiumのレビューも追ってご紹介したい。
【製品情報】
・Sony Xperia Z5 Dual製品ページ
・Sony Xperia Z5 Compact製品ページ
記事執筆者プロフィール
EXPANSYS
ウェブサイト、Twitter:@EXPANSYSJapan、
Facebook:EXPANSYS Japan
EXPANSYSは、1998年に創業。SIMフリーのスマートフォン/タブレット、アクセサリを販売するオンラインショッピングサイトを運営する世界的なリーディングカンパニーです。現在では120を越える国々へ商品の発送を行っています。(50か国/地域のサイトで販売を行っており、12のパートナー会社で200を越えるサイト運営をしています。その数は今も尚増え続けています。)本社はイギリスで、EXPANSYS PLCは、ロンドン市場(AIM)に上場しています。コラムは香港よりEXPANSYS Japanの日本人スタッフがお届けしています!
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