▲AQUOS Xx2 mini 503SH |
同日発表された5.3インチの「AQUOS Xx2 502SH」と同じスペックを持ちながら、ディスプレイを4.7インチにしたことで片手でも持ちやすいコンパクトなスマートフォンにしている。
▲前面 |
ディスプレイは4.7インチながらフルHD(1080×1920ドット)の高精細。新開発の「ハイスピードIGZO」で通常の2倍の120フレームで滑らかな動作を得意とする。従来のIGZO液晶は60Hz駆動だが、ハイスピードIGZOは120Hzで駆動する。そのため、スクロール表示なども滑らかに行われる。
AQUOS Xx2 mini 503SHは握るとスクリーンがオンになる便利な「グリップマジック」や最新のAI秘書「エモパー」が搭載されており、気配りの効いた使い勝手の良さと便利さが特徴だ。
CPUはヘキサコア(1.8GHz × 2、1.4GHz × 4)のMSM8992で、内蔵メモリは3GB(RAM)、内蔵ストレージは16GB(ROM)で、防水・防塵に対応する。おサイフケータイ、ワンセグに対応するが、フルセグと赤外線通信には非対応だ。
▲3辺狭額縁の「EDGEST」デザイン |
3辺狭額縁の「EDGEST」デザインを採用し、横幅だけではなく全体的にコンパクトになっている。サイズは横幅約66mm × 高さ約126mm × 厚さ約8.9mm、重さは約121g。
▲背面 |
カラーバリエーションは「ブルー」「ホワイト」「ピンク」「レッド」「ブラック」の5色。背面もフラットなデザインとなっており、老若男女全てに訴求できるシンプルなデザインが特徴。
▲右側面 |
右側面にはボリュームキーと電源キーがある。側面の素材はプラスチックだが、金属のような質感を出している。
▲左側面 |
左側面にはmicroUSB端子とキャップの中にmicroSDカード、ソフトバンクnano USIMカードスロット、ストラップホールがある。
▲左側面のキャップを開いたところ |
microSDカードは最大容量200GBに対応する。
▲上面 |
上面にはマイクとイヤフォンマイク端子がある。
▲下面 |
下面にはスピーカーとマイクがある。
▲背面カメラ |
背面のカメラは約1,310万画素の裏面照射型CMOSセンサーで、レンズのF値は1.9と明るい。光学式手ブレ補正を搭載しているのでブレの少ない写真撮影が楽しめる。
▲カメラ設定画面 |
静止画では逆光時でもバランスの良い写真撮影を可能とする「HDR」やシャープのスマートフォンではお馴染みの「フレーミングアドバイザー」機能を搭載する。フレーミングアドバイザーというのは、写真を撮影する際、例えば人物をどの位置に配置すればバランスが良いか、などの構図をアドバイスしてくれる機能だ。動画は4K撮影に対応し、光学式手ブレ補正とあわせて綺麗な動画撮影が期待できそうだ。
▲前面カメラ |
前面のカメラは本体下部中央にある。画素数は約500万画素の裏面照射型CMOSセンサー、そしてセルフィー(自分撮り)に便利な広角レンズを搭載している。
面白い要素の一つとして、下面に大きく光るLED「ヒカリエモーション」を搭載する。設定で光り方や様々な色に変更できるようになっている。
▲AQUOS Xx2 mini 503SH |
これまでソフトバンクはAQUOSのフラグシップモデルとミドルレンジながら狭額縁を突き詰めた「AQUOS CRYSTAL」シリーズをラインナップしてきたが、今回はドコモと同様に基本性能は同じでサイズを変えた2機種を投入し、選べるフラグシップとして幅を広げている。
コンパクトなスマートフォン需要に応える形で、しっかりとした製品をリリースしてきたことを歓迎したい。
(記事:mi2_303)
【情報元、参考リンク】
・ソフトバンクオンラインショップ/AQUOS Xx2 mini製品ページ