AQUOS ZETA SH-01H |
SH-01HのカラーバリエーションはBlue、Black、Magentaの3色で、発売時期は11月上旬の予定。予約受付はすでに始まっている。
カラーバリエーションは3色で、左からMagenta、Black、Blue。
ちなみに、AQUOS ZETA以外のスマートフォンは最速でも最大262.5Mbpsになる。300Mbps対262.5Mbpsでは極端な差が出るわけではないが、最速というのは興味深いキーワードだ。ただし、発表会の場ではその速度を確認できなかったので、最も面白いところは楽しめなかったわけだ。
そして、このAQUOS ZETAはユーザーと会話をしてくれる人工知能「エモパー」も搭載している。これもバージョン3.0に進化しているのだが、やはり時間をかけて触ってみないと進化の判断ができないという感じで、この機種の特徴は発表会場での短い時間でのタッチ&トライでは判断できることが限られていたことをお断りしておく。
デザインは下の写真の通り(クリックすると拡大する)。
背面の処理は、個人的にはもう少し上品な仕上げの方がいいのでは? という気もするが、今はこれが受けるのだろうか? また、microUSB端子はオープンだが、防水仕様となっている。側面もよく見るレイアウトで電源の隣にボリュームキーが並んでいる。
デザイン
基本スペック(※クリックして拡大) |
■驚くべき高速IGZO
新しいZETAのポイントの1つは「ハイスピードIGZO」だ。
IGZOがハイスピードってどういうこと? という感じだが、表示のリフレッシュレートが通常の60Hzの2倍の120Hzとなり、1秒間に表示できるフレームが多くなり、動画などをスムーズに滑らかに表示できるというわけだ。
デモで用意されていた動画だと割と分かりにくかったので、「Googleマップ」アプリで表示のスムーズさを確認してみたところ、3D表示でも驚くほどスムーズに動き、感心した。言うまでもなくホーム画面のページ切り替えなども非常にスムーズで速い。
Googleマップを3D表示すると、ハイスピードIGZOの表示のスムーズさがよくわかる。
ディスプレイサイズは約5.3インチ。現在のメインストリームサイズが5.2インチだと思われるので、やや大きいという感じ。しかし、フレームが細いためか、ボディサイズとしては5.2インチ級のスマホと大差ない。
表示クオリティは特に違和感があるということもなく、普通にいい感じの発色、コントラストだ。
カメラはオートフォーカスの速度がSH-02Eの約2分の1の約0.5秒になっている。
SH-02Eの約1/2の0.5秒でのフォーカスが可能。画面の表示クオリティも悪くないハイスピードIGZO。
■操作感は
操作感としては、ハイスピードIGZOのおかげもあり、特に遅いとも感じない。搭載プロセッサはヘクタコアとなり、従来のオクタコアよりはパワーダウンしているはずなのだが、ハイスピードIGZOのおかげか、スピードの低下を感じないどころか、感覚的にはよりスムーズになっているとさえ感じる。
短時間しか試すことができなかったが、ハイスピードIGZOと300Mbpsの高速LTEでハイスピードな快適性がこの新ZETAの武器だと言えそうだ。
(記事:一条真人)
【情報元、参考リンク】
ドコモオンラインショップ/AQUOS ZETA SH-01H製品ページ