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JR西日本、「自撮り棒」の使用を全駅で禁止

西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)は19日より、JR西日本の全駅において、スマートフォンで自分撮り(以下、自撮り)を行う際に使うスティック状のアクセサリー、通称「自撮り棒」「セルフィースティック」などの使用を禁止した。

掲示ポスターの一部

スマートフォンで自撮りする際、手で持って撮影する場合、複数人などでの撮影がしにく、背景も入りにくい。そこで、被写体である自分達からある程度距離を取れるよう、スティックの先にスマートフォンを固定するホルダーが設置された「自撮り棒」と呼ばれるアクセサリーが人気を集めている。

海外で人気が出てから日本でも、という流れだが、自撮り棒を使う人は確かに増えてきた。特に観光地などでは見かける機会が多い。

しかし、自撮りは要するに長い棒なので、周囲に注意して扱わないと他人にぶつけて怪我を負わせたりと、トラブルが起きることもある。

今回、JR西日本では、周囲の人や列車などに接触する危険があるほか、架線に接触して感電する恐れもあるとして、JR西日本管内の全1195駅での自撮り棒の使用を禁止した。自撮り棒の使用禁止の掲示は公式サイト上にPDFで公開されているので、チェックしてみよう。駅や車内でも掲示を行い、注意を喚起する。

【情報元、参考リンク】
JR西日本/自撮り棒禁止の掲示(PDF)

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