U-NEXTは19日、同社が運営する映像配信サービス「U-NEXT」の配信プラットフォームを利用する契約数合計が100万件を突破したと発表した。
映像配信サービスで100万契約突破といえば、今年の3月に「Hulu」が日本国内のユーザー数が100万を突破したことを明らかにしていた。
U-NEXTの場合、配信プラットフォームを外部事業者にも提供し、サービスの多角化を図っており、それぞれのサービスが契約数を伸ばし、7月末時点でU-NEXTの配信プラットフォームの総契約数が100万件を突破することになった。
U-NEXTはテレビや専用のセットトップボックスのほか、スマートフォン、タブレット、PC、家庭用ゲーム機など、現在は様々なデバイスで視聴可能になっており、以前と比べると使いやすいサービスへと進化している。
配信本数は80,000本以上で、洋画、邦画、国内ドラマ、海外ドラマ、アニメ、キッズ向け作品、ドキュメンタリー、アダルトなど様々なジャンルの作品を揃える。
各作品は「見放題」と「PPV(ペイペービュー)」、2種類のどちらかの指定がされており、見放題の作品は、「ビデオ見放題プラン」の加入者であれば、見放題となる。一方、PPV指定の作品は、作品ごとに課金されるもので、いわゆるレンタルになる。
ビデオ見放題プランは月額1,990円(税抜)で、毎月1,000円分のポイントが付く。このポイントはPPV作品や電子書籍購入時などに利用できるようになっている。ポイントを毎月キッチリ使う方の場合は、月額1,990円で新作レンタル1,000円分&旧作(主に)が見放題になるので、特に高いサービスではないが、ポイントをあまり利用しない場合は割高になる。
最近は通信キャリアの動画配信サービスも充実してきているので、競争の激しい市場だが、U-NEXTやHuluの場合、最近のテレビは大抵対応しているので、利用しやすい部分もある。今後、契約数がどのような伸びを示すのか注目したい。
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