ソフトバンクグループは19日、同社の代表取締役副社長であるニケシュ・アローラ氏が約600億円分に相当する同社の普通株式を東京証券取引所が開設する市場における取引において買付けすることになったと発表した。
アローラ氏は今回の買付けを個人で行うが、同社の各取締役会には報告済みで、全面的な支持を得ているとのこと。
今回の株式買付けについてアローラ氏は次のように述べている。
「ソフトバンクグループでの過去一年間は非常にやりがいのあるものでした。私のこれからのコミットメントを示すものとして、個人としてもソフトバンクグループの将来性に賭け、創業者でもある代表取締役社長の孫 正義と共にビジョンの方向性を確かなものにするために決断しました。本買付けは私にとっては大きな取引でもあり、かつ自分の人生に再度大きなリスクを背負うことになりますが、当社の将来とわれわれが掲げた長期的事業目標については非常に大きな自信を持っています。今後も、当社のビジョンの実現に向けて、孫氏と緊密に連携していきたいと思います」
また、同社代表取締役社長 孫 正義氏は「ニケシュが、私と共にソフトバンクグループの将来性に賭ける決断をしたことを喜ばしく思います。私のビジョンと彼のビジョンは一致しており、今後数十年にわたってソフトバンクグループを持続的な成功へ導けるよう共に働いていきます。適切な時期がくれば、彼には事業を引き継いでもらうことを期待しています。一緒に働いたこれまでの一年間は順調で、常に期待を超える成果をもたらしてくれました。ニケシュは素晴らしいビジネスリーダーであり、人格的にも優れています」と述べている。
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