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ミクシィが「モンストフェスティバル2015」の不手際を謝罪。お詫びに追加でオーブ10個と★5キャラ排出の無料ガチャイベント実施へ

謝罪文はゲーム内でも確認できる
ミクシィは3日、前日2日に千葉県の幕張メッセで開催した「モンストフェスティバル2015」における不手際を謝罪する文書を公開した。

同社のスマートフォン向け人気ゲーム「モンスターストライク」(以下、モンスト)の初の大規模イベントとして注目されていた「モンストフェスティバル2015」(以下、モンフェス)。

連日の猛暑、そして同社にとって経験不足の大規模イベントということもあり、参加者及び参加できなかった方から多くの苦情が届き、熱中症で搬送される方も出るなど、一般のメディア、テレビニュースなどでも取り上げられる結果となり、イベント運営の未熟さと不手際が指摘される事態となっている。

ここまで多くの参加者が集まることが予想できていなかったものと考えられるが、約54,500人が会場を訪れ、うち34,500人は入場できたものの、残る約2万人、さらには会場に向かっていた方が入場できない、という事態になった。これは来場者が多く、会場が満員になってしまったため途中で入場を打ち切ったためだ。このことも混乱と不満を招き、しかも、限定コードの配布をスタッフが紙に書いて掲げるなどの対応が再び混乱を招くなど、様々な点で不手際が目立った。

しかも、あいにくの好天で、外は猛暑。熱中症により体調を崩す方が多くあらわれ、救急車が呼ばれる事態に。救急車で搬送されたのは11人で、会場内の救護室に運ばれた方も86人に上った。

幸運にも重症者はいなかったようだが、水分補給のための飲料水も早々も売り切れるなど、満足感よりも不満感と疲労を覚える方が多いイベントになってしまった。

ミクシィは今回のイベントについて、「私どもの想定の甘さと運営の未熟さによるものであり、深く反省するとともに、今回のイベントを楽しみに来場されたみなさまに心よりお詫び申し上げます」と述べ、謝罪している。

さらに、「今回の件で、モンスターストライクがこれだけ多くのみなさまにご支持いただいていたということを痛感するとともに、期待を裏切ってしまったことを深く反省しております。今回の運営全体のすべてを検証することで、今後は安全に楽しんでいただけるイベント運営を徹底し、みなさまの期待と信頼を取り戻せるよう努めます」と述べているため、仮に次回イベントが開催される場合は、大幅な改善を期待したいところだ。

なお、ミクシィは今回のお詫びとして、すでに配布中のオープ5個に加えて、新たにオープ10個の配布と、★5のキャラクターが排出される1人1回限定の無料のガチャイベントを実施するとしている。追加オーブは8月5日午前4時に配送完了予定。ガチャの詳細は追って発表予定。ちなみに現在、国内ユーザー数2,300万人突破を記念したオーブ1個のプレゼントも実施中となっている。

ミクシィ自身が「これだけ多くのみなさまにご支持いただいていたということを痛感する」と書いているように、ダウンロード数、アクティブユーザー数が非常に多くなっていることは知っていても、おそらくイベントにここまでのユーザーが集まるとは想定していなかったのだろう。

また、そもそも夏のイベントは熱中症対策も必要になってくるため、今後は開催時期の再検討なども必要なのかもしれない。

今回の謝罪文についてはゲーム内のお知らせからも読むことができる。

【情報元、参考リンク】
ミクシィ/プレスリリース

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