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FOXチャンネルの追加で海外ドラマファンには見逃せない動画配信サービスになったdTV。キャッスル シーズン6などDVD販売もまだの作品も配信中

エイベックス通信放送が運営し、主にNTTドコモ(以下、ドコモ)のユーザー向けに提供中の定額制動画配信サービス「dTV」。以前は「dビデオ」という名称だったが、今春からは「dTV」に名称変更し、リニューアルしている。

ありがたいことにキャッスル シーズン6など新しいシーズンを視聴できる

dTVはドコモのユーザー以外でも利用できるので、実は「Hulu」とは完全に競合する定額制の動画配信サービスだ。料金はHuluの約半額。ただし、一アカウントに登録できるデバイス数はHuluが無制限なのに対してdTVは最大5台と限られる。また、個人的には定額視聴できる作品のラインナップはHuluの方が少し良いと思う。

筆者は動画配信サービスは現時点ではHulu、dTV、TSUTAYA Discasの定額8プラン(動画配信サービスではないが、同じ用途で利用中なので)、NHKオンデマンド、パ・リーグTVに加入している。HuluとdTVは海外ドラマ目的、TSUTAYA Discasは最新の映画をDolbyやDTSで楽しみたいのでBlu-rayを借りる手段として、またはHuluやdTVで配信されていない海外ドラマを借りる手段として、NHKオンデマンドは連続テレビ小説を見たり、という感じで契約中だ。他にも映画レンタルについてはiTunesやGoogle Playムービーなども利用するが、それは時々。

このうち、HuluとdTVは実は結構被っていて、だいたいHuluで足りている。そのため、メインはHuluという感じで、たまにdTVにしかない作品を見るときにdTVを利用するという程度。ここ2ヶ月ほどもあまりアクセスしていなかった。

しかし、実は5月19日からdTVには「FOXチャンネル」が追加されている。プレスリリースは頂いていたので、もちろん知ってはいたのだが、あまりキチンとチェックしていなかった。だが、今更ながら、FOXチャンネルの追加は非常に大きい。

例えば海外ドラマの「キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き〜」は、FOXチャンネルで現在シーズン6を配信中だ。キャッスルは日本ではDVDはシーズン5までリリースされていて、TSUTAYAでも借りられる。しかし、シーズン6を見る手段はインターネット上の定額制動画配信サービスでは現状はdTVしかない。

dTVではFOXチャンネルのおかげで、一部の海外ドラマに限られるが、DVDのリリース前の最新シーズン(さすがに米国で配信中の最新シーズンではないが)を見ることができる。このことの素晴らしさに今頃気付いた。それもこれも先日キャッスルのシーズン5をレンタルDVDで見終わったばかりだからだ。ふとdTVを見たらシーズン6を配信しているので、そのままシーズン6に移行できたのは嬉しい驚き。ただ、シーズン6の序盤は間に合わず、見逃してしまった……。

dTV向けのFOXチャンネルには、スカパー!やCATVなどで配信されているFOXのチャンネルの作品が全て投入されているわけではないが、いくつかの作品がピックアップして配信されている。

例えば、記事執筆時点では、キャッスルのシーズン6のほか、「バトル・クリーク 格差警察署」、「NCIS〜ネイビー犯罪捜査班シーズン12」「シンプソンズ シーズン21」「ダ・ヴィンチと禁断の謎 シーズン2」「モダン・ファミリー シーズン5」などだ。

最近はHuluも一部の海外ドラマは本国の配信から僅かなインターバルで配信してくれたり、他の動画配信サービスに先行して配信することがあって、昔と比べると嬉しい状況にあるが、dTVもFOXチャンネルの追加で、海外ドラマファンにはかなり魅力的なサービスになってきたように思う。残念ながらFOXチャンネルはPCや「dTVターミナル」では現時点では視聴できないが、スマートフォンやタブレットではできる。

海外ドラマファンにはHulu&dTVという組み合わせは結構良いと思うので、チェックしてみてほしい。

【情報元、参考リンク】
dTV

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