Life360のイメージ |
1923年9月1日に発生した関東大震災にちなみ、「災害についての知識を深め、災害に対する備えを促す」ために制定された「防災の日」。一昔前と違い、現在はスマートフォンが普及してきたこともあり、安否確認の手段も充実してきている。
それでも、いざというときに素早く安否確認ができるよう、あらかじめ準備を整えておくことは重要だ。ヤフーは内閣府が行った「平成25年 防災に関する世論調査」を引用し、大地震が起こったときに心配なこととして、火災、倒壊、家族の安否を多くの方が挙げている。
東日本大震災以降、インターネットを利用した安否確認ツール/サービスは充実してきたため、災害用伝言板やGoogleパーソンファインダーなどのサービスの認知度も向上しているが、家族の居場所を手元のスマートフォンから手軽に調べられればかなり便利だ。
ヤフーは今回のレポートの中で、同社が日本向け仕様改良やプロモーション等を担当するアプリ「Life360」を紹介している。
Life360は、米Life360, Incが提供するアプリで、家族や友人、同僚など、グループに登録した人同士の居場所をリアルタイムに把握することができる。全世界で5000万人以上のグループが現在利用中とのことで、東日本大震災時には日本からの利用者も急増したとされる。
このアプリでは、居場所を知りたいグループメンバーに対して、居場所を教えるようリクエストできるので、災害時の安否・居場所確認に活用できる上、時間を遡ってグループメンバーの移動履歴を調べることもできる。例えば、応答がなかったり、スマートフォンの電源が切れたりした場合も、最後にいた場所と時間が分かるので、居場所や安否確認のヒントにもなる。
また、助けが必要なときにはワンタップでグループメンバーに緊急通知を送ることもできるので、災害時だけでなく、子供をトラブルから守るためにも使える。
一部の機能は有料のプレミアムプランのみの提供だが、基本機能は無料プランで利用できるので、関心がある方はチェックしてみよう。
なお、同種のアプリは他社からもリリースされていて、例えばつい最近、ゼネテックから位置情報の共有アプリ「ココダヨ」が発表されている。このアプリは9月にリリース予定のアプリで、緊急地震速報などのアラートをトリガーとして、位置情報を家族などに自動通知してくれる。自分で操作しなくても自動的に通知してくれるので、災害時にはかなりありがたい機能だ。スマートフォンの扱いに慣れていない高齢者等の場合は、あらかじめ入れておき、セットしておけば便利だろう。いざという時、自動で通知してくれるからだ。
ココダヨの利用イメージ |
また、スマートフォンのコミュニケーションとしてスタンダードになっているLINEにも便利なサービス/アプリがある。こちらも先日(8月20日)にリリースされたばかりだが、位置情報のリアルタイム共有サービス「LINE HERE」だ。
LINE HEREの利用イメージ |
アプリをインストールしているユーザー同士でお互いの居場所をリアルタイムに共有できるので、普段だけでなく災害時にも便利だ。しかも、リアルタイムに表示してくれるので、待ち合わせの際にも役立つ。相手が間違った方法に進もうとしていたら、それを指摘できる。
防災の日を機に、家族や友人、同僚などの間で、居場所確認、安否確認ツールとして何を使うのか決め、セットアップを行っておくと、いざという時に困らないはずだ。ちなみに、他にも同種の機能はいくつかのアプリで提供されているので、気になる方は色々チェックしてみよう。
【情報元、参考リンク】
・Life360
・ココダヨ
・LINE HEREについて