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【市場調査】シニア世代は約60%がガラケー、スマホは約26%。らくらく系は約7%

調査会社のMMD研究所は先日「2015年シニア世代の携帯電話端末に関する調査」と題したレポートを公開した。この調査は6月12日・13日に60歳以上の男女を対象にインターネット調査として行われ、有効回答数は4,406人となっている。男女比はほぼ半々。

シニアの携帯電話所有内訳(※クリックして拡大)

シニア世代の携帯電話端末事情が分かるレポートで、一つ一つ質問項目を見ていきたい。

まずは普段利用している端末だが、59.2%の方がフィーチャーフォンを利用している。スマートフォンは25.9%、シニア向けスマートフォンは1.9%にとどまる。また、シニア向けフィーチャーフォンも5.0%で、8.0%の方はそもそも携帯電話を持っていないという状況だ。

意外なのはシニア向けスマートフォンやシニア向けフィーチャーフォン、ドコモで言えば「らくらくスマートフォン」や「らくらくホン」シリーズだが、それほどの割合ではないこと。ともかく、約6割がフィーチャーフォンという結果だ。また、スマートフォンの割合は男性の方が多い。男性では30.3%、女性は21.5%にとどまり、女性の方がスマートフォンに壁を感じているのかもしれない。

次にキャリア別に見ると、ドコモとauは同じような結果だが、ソフトバンクだけスマートフォンの割合がやや高い。ソフトバンクに関してはiPhoneユーザーが比較的多いのかもしれない。

キャリア別内訳(※クリックして拡大)

三つ目の質問は「あなたは格安SIMについて知っていますか」というもの。意外にも、認知度はそこそこ高いようだ。知らないという方は28.2%で、残りは程度の差こそあれ、とりあえず聞いたことはあることになる。ただ、利用中の方は3.7%。

また、格安SIMに関心があるかどうかだが、関心が無い方は38.1%で、約6割の方は関心はあるようだ。しかも、12.3%は購入を考えているとのこと。



(出典:MMD研究所)

【情報元、参考リンク】
MMD研究所/シニア世代のスマートフォン所有率は27.8%

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