シニアの携帯電話所有内訳(※クリックして拡大) |
シニア世代の携帯電話端末事情が分かるレポートで、一つ一つ質問項目を見ていきたい。
まずは普段利用している端末だが、59.2%の方がフィーチャーフォンを利用している。スマートフォンは25.9%、シニア向けスマートフォンは1.9%にとどまる。また、シニア向けフィーチャーフォンも5.0%で、8.0%の方はそもそも携帯電話を持っていないという状況だ。
意外なのはシニア向けスマートフォンやシニア向けフィーチャーフォン、ドコモで言えば「らくらくスマートフォン」や「らくらくホン」シリーズだが、それほどの割合ではないこと。ともかく、約6割がフィーチャーフォンという結果だ。また、スマートフォンの割合は男性の方が多い。男性では30.3%、女性は21.5%にとどまり、女性の方がスマートフォンに壁を感じているのかもしれない。
次にキャリア別に見ると、ドコモとauは同じような結果だが、ソフトバンクだけスマートフォンの割合がやや高い。ソフトバンクに関してはiPhoneユーザーが比較的多いのかもしれない。
キャリア別内訳(※クリックして拡大) |
三つ目の質問は「あなたは格安SIMについて知っていますか」というもの。意外にも、認知度はそこそこ高いようだ。知らないという方は28.2%で、残りは程度の差こそあれ、とりあえず聞いたことはあることになる。ただ、利用中の方は3.7%。
また、格安SIMに関心があるかどうかだが、関心が無い方は38.1%で、約6割の方は関心はあるようだ。しかも、12.3%は購入を考えているとのこと。
(出典:MMD研究所)
【情報元、参考リンク】
MMD研究所/シニア世代のスマートフォン所有率は27.8%