左がオプション画面、右が「徒歩距離が短い」を選択した結果
スマートフォンの「Googleマップ」アプリにおける「ルート検索」機能では、移動手段として「自動車」、「電車」(バスも含む)、「徒歩」の3種類から選べるようになっていますが、今回の話は電車を選んだ場合です。
電車を選ぶと、標準設定では最適と思われるルートの候補をリストアップしてくれます。
まあ、この時点で十分役に立つ存在ですよね。「Googleマップ」の場合は駅名だけじゃなくて建物名や住所なども入れられますし、住所も建物名も分からなくてもピンを立てればそこまでのルートが出てきます。本当に便利ですね。しかし、目的地によっては最寄りの駅から結構な時間歩かなければならない、という場合があります。しかも、都市部では地下鉄の駅があちこちにありますから、場合によってはA駅よりもB駅からの方が歩く距離が少ない、なんてこともあります。
また、人によっては乗換回数が少ないことを優先したい、ということもあるでしょう。
昔の「Googleマップ」アプリには、このような要望に応える機能はありませんでしたが、現在のアプリにはあります。Android、iOSどちらの「Googleマップ」アプリでも利用できます。
電車マークをタップしてルート検索画面を出した後、「オプション」という文字をタップすると、オプション設定画面が表示されます。その中に「ルート」と書かれたエリアがあり、「最適ルート」「乗り換えが少ない」「徒歩距離が短い」という3つの選択肢が並んでいます。ここで、自分の求める条件を選べば、それにあった結果を返してくれます。
私は基本的にはできるだけ歩きたくない、という健康的ではない願望を持って生活していますので、「徒歩距離が短い」で検索しますが、できるだけ早く着きたいときには「最適ルート」を選びます。
これらのオプションが搭載されたことで、「Googleマップ」は乗換案内アプリとしても非常に優秀で便利な存在になったと思いますので、普段は乗換案内アプリを使っている、という方も試してみて下さい。
ちなみに「Googleマップ」の乗換案内情報はジョルダンの提供です。色々な会社の協力で「Googleマップ」が便利になっているんですね。
標準設定での検索結果 |
【情報元、参考リンク】
・Google Play/Googleマップ
・App Store/Googleマップ