Xperia Z4 |
今回の夏モデルではXperia Z4はNTTドコモ、au(KDDI/沖縄セルラー)と3キャリア全てから登場するので、各キャリアの既存ユーザーがXperia Z4への機種変更が可能な環境が用意されたことになる。
Xperia Z4はXperia Z3の後継機種で、一見したデザインはほぼ同じ。
カラーはブラック/カッパー/アクアグリーンとホワイトの4色 |
しかし、中身はいくつかの点で進化している。64bitオクタコアのCPUと3GBメモリー(RAM)によるパワフルなパフォーマンス、キャップレス防水を採用したmicroUSB端子、カメラ機能における進化など、より完成度を増している。さらに、オーディオ機能では、高音質でワイヤレス再生ができる「LDAC」をサポートするなど、エンターテインメント機能の充実ぶりはソニーならではだ。
カメラ機能では、「プレミアムおまかせオート」で料理シーンが追加され、料理の写真を鮮やかに撮影できるほか、フロントカメラでも「プレミアムおまかせオート」が利用できる。フロントカメラは約510万画素で、広角25mmのレンズを採用しているので、自撮りも複数人で写ることができたりと便利だ。
ディスプレイは約5.2インチ・フルHDの「トリルミナス ディスプレイ for mobile」で、「Live Color LED」の採用で、色鮮やかな表示が可能となっている。
3キャリアで基本的には同じXperia Z4だが、ネットワークの対応速度は異なる。ドコモでは下り最大225Mbpsの「PREMIUM 4G」対応、auでも下り最大225MbpsのLTEのキャリアアグリゲーション対応だが、ソフトバンクモバイルでは下り最大187.5Mbpsとなる。実際問題は理論上の最大値が出ることはないので、最大値比較をしてもそれほど意味はないかもしれないが、ドコモとauと比べると理論上の最大値では劣る。ただし、同じソフトバンク向けスマートフォンの中では今回、最大187.5Mbpsに対応したことで、高速通信が可能な機種ということになる。
エンターテインメント機能としては、PlayStation 4をリモートプレイできる「PS4 リモートプレイ」機能、ブルーレイディスクレコーダーとの連携で、録画した番組をXperiaで見ることができたり、ワンセグ・フルセグも搭載する。
また、地味な点だが日常利用上嬉しいものとして、Qualcomm Quick Charge 2.0に対応しているため、Quick Charge 2.0対応USB-ACアダプターを使えば、超高速充電が可能となっている。
本体サイズは約146×72×6.9mmで、重さは約144g。
【情報元、参考リンク】
ソフトバンクオンラインショップ/Xperia Z4製品ページ