WX01とW01。どちらもホワイトモデルもある。
ニフティの「@nifty WiMAX」サービスでは、ルーターの端末代をクレードルとのセットで1円とし、20,100円をキャッシュバックする。一方、ソネットの「So-net モバイル WiMAX 2+」では、端末代はクレードルとのセットで0円、そして20,000円をキャッシュバックしている。
取扱い機種はニフティが3機種、ソネットが2機種で、2機種は共通している。下り最大220Mbps対応の「Speed Wi-Fi NEXT WX01」と「Speed Wi-Fi NEXT W01」は両社とも扱い、下り最大110Mbps対応の「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」はソネットのみ。とはいえ、いまさらNAD11を購入する方は少ないと思う。
月々の利用料金も両社ほぼ同じ。
月々、高速でのデータ通信ができる上限のデータ量が7GBと定められた通常の「Flat ツープラス」と、上限なしの「Flat ギガ放題」プランで異なるが、ギガ放題プランの場合は、どちらも利用登録月0円で、その翌月から3ヶ月目までは3,670円程度、以降25ヶ月目までは4,350円前後となっている。ちなみに「前後」と書いたが、その価格はニフティのもので、ソネットではそれぞれ3,695円、4,379円とほんの少し高い。
通常の7GB上限プランの場合は、月額が約700円高くなるが、7GB上限があっても構わない方はその方が安い。注意したいのは、プラン変更自体は違約金なしで毎月行えるものの、例えばニフティの場合、6ヶ月以内にプラン変更を行うとキャッシュバック特典を受けられなくなってしまうことだ。このように特典を受けられる条件も確認しておく必要がある。
WX01とW01の選択については、同じ下り最大220Mbps対応とはいえ、それを実現する通信方式が異なり、対応エリアも違うので注意が必要だ。WX01は「4x4 MIMO」、W01は「キャリアアグリゲーション」という方式で実現している。4x4 MIMOはすでにエリア化済みで、キャリアアグリゲーションは9月末までにエリア化が完了する見込み。現時点ではキャリアアグリゲーションを利用できるエリアは限られるので、W01はどこでも下り最大220Mbpsでの通信ができるわけではない。とはいえ、実際のところW01は下り最大110Mbpsエリアでもそれなりの速度がでるのであまり気にしなくていいかもしれない。また、いざという時にau 4G LTEを使いたい方はW01の方がいいだろう。
一方、4x4 MIMOは電波の反射が多く得られる場所、例えば駅の構内などでは速度が出やすいので、都心部での利用が多い方にはWX01の方がいいかもしれない。
なお、ニフティ、ソネット、どちらも途中解約時には違約金が発生するので、その点には注意してほしい。
キャンペーンの期限は6月末だ。
【情報元、参考リンク】
・@nifty WiMAXキャンペーンページ
・So-net モバイル WiMAX 2+キャンペーンページ
・W01の紹介記事
・W01の取材レポート記事
・W01が最大でどれくらいの速度が出るか調べたレポート記事
・WX01の紹介記事
・WX01の試用レビュー記事