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【市場調査】スマホのバッテリーに関する調査。充電器携帯は18.7%、モバイルバッテリー携帯は26.6%。残量いくつで気になり始めるか?

調査会社のMMD研究所は3日、「スマートフォンのバッテリーに関する調査」と題したレポートを公開した。この調査は5月22日から23日の間、インターネットで行われたもので、有効回答数は342人。男女比は半々で、年代も10代、20代、30代、40代がほぼ同数で分かれている。

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まずは最初の質問から。1日にどれくらいの時間スマートフォンに接触しているか? というものだが、上図の通り。どの年代も3時間未満が多いので、おそらく朝昼晩で少しずつ触り、トータルで2時間から3時間使うということなのだろう。

そして、40代に関しては傾向が他の世代と異なり、1時間未満が一番多い。28%もの方が1時間未満、要するにあまり触っていない、ということになる。また、20代では7時間以上触っている方が18.2%いることにも注目だろう。

次の質問はスマートフォンを購入した際についてきた充電器を外出時に持ち歩くか? というもの。18.7%が常に持ち歩くと答えているが、大多数の方は基本的には持ち歩かないようだ。


そして、スマートフォン購入時にバッテリーの持ちを意識するか? という質問では、意識する、と答えた方がAndroidでは50.3%、iOSでは31.7%となっている。これはどちらも使っている方から見れば当然の傾向かもしれない。一時期の機種と比べると全体的に電池の持ちは伸びているが、やはりメーカーや機種によって差があるのがAndroid。機種選択の際のポイントの一つになることは確かだろう。一方、iOSの場合は、iPhoneを買うと決めていれば意識しないと思われるので、この結果も納得かもしれない。


次にスマートフォンの充電を意識するときの電池残量だが、50%を切ると多くの方が残量を気にし始めるようだ。また、常に気にしている方が13.5%いることも注目かもしれない。結局のところ、現在のスマートフォンの電池の持ちはフィーチャーフォン時代と比べるとまだまだなので、4、5日余裕で持つ、という状況にならない限り、このような回答傾向が続きそうだ。


では、電池持ちをよくするために工夫していることはあるか? となると、ディスプレイの明るさを抑えたり、待機起動中のアプリをこまめに停止したり、GPSやBluetoothをオフにしたり、省電力モードをオンにしたりといった工夫をしているようだ。ここでもやはりAndroidユーザーの方が省電力を意識した使い方をしていることが分かる。特に一昔前の機種の中には相当に電池持ちが悪いものもあるので、致し方ないかもしれない。


次に、モバイルバッテリーを所有しているかどうか、そして購入の際に重視した点は? という質問。

常に持ち歩いている方は26.6%。持っていない方も41.8%いる。2、3時間程度の使用であれば、十分1日持つので、帰宅時まで電池が持つ方はモバイルバッテリーの必要性はそこまで感じていないのかもしれない。一方、ヘビーに使う方はやはり必携だろう。


モバイルバッテリー選定の際に重視する点で一番多いのは容量と価格の安さ。次に急速充電、サイズの小ささなどと続く。近年は米Ankerのモバイルバッテリーが好調だが、これはAnkerの製品が容量の割に安く、そして接続した機器に合わせて自動的に出力を調整してくれる機能「PowerIQ」を搭載している点など、ユーザーが重視するポイントをほぼカバーしているからだろう。


また、外出時に充電が必要になったときに充電可能なカフェやファーストフード店に入ることはあるか? という質問では、よく入店するが10.2%、たまに入店するが21.6%となっている。


【情報元、参考リンク】
MMD研究所/プレスリリース
Amazon.co.jp/Anker モバイルバッテリー

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