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Avast、無料セキュリティアプリの日本語版やバッテリーの持ちを延長するアプリ、メモリクリーナーアプリを提供へ

セキュリティソフトを手掛けるAvast Software(以下、Avast)は26日、モバイル向け製品に関して3件の発表を行った。一つ目はAndroid向けのセキュリティアプリ「Avast Mobile Security」の日本語版をリリースしたこと、そしてiOS向けセキュリティアプリ「Avast SecureMe」の日本語版を今夏リリースすることだ。


Avast SecureMeは、Wi-Fiネットワークに接続しているときに端末と個人情報を保護する無料のセキュリティアプリ。

ユーザーに安全なWi-Fiネットワークを知らせるとともに、保護されていないWi-Fiへ接続した場合でも安全な接続を確立できる。このような機能がなぜ必要かというと、公衆無線LANサービスの普及がある。同社によれば、公衆無線LANサービスに関してはセキュリティ上、脆弱性を抱えたルーターを使用している例もあるとのことで、セキュリティ保護されていないWi-Fiネットワークを利用した場合、通信データを盗み見られてしまう恐れがある。

このアプリではWi-Fiセキュリティ機能が搭載され、Wi-Fiネットワークをスキャンし、問題があるかどうか調べてくれる。

また、VPN機能も搭載し、メールの確認やオンラインバンキング、SNSサイトの訪問などにおいて安全な接続を確立してくれる。

Avast Mobile Securityはアンチウィルス機能も搭載する総合セキュリティアプリ。

二件目はAndroid向け無料アプリ「Avast Battery Saver」だ。同社はAndroid端末のバッテリー持続時間を延長させるアプリAvast Battery Saverの日本語版を5月中にリリースすると発表した。

このアプリを使えば、機種や条件によるものの平均で最大7時間の延長が可能ということだ。Avast Battery Saverでは、個々の端末の使用状況を学習することによって、データ接続やスクリーンのタイムアウトなど、デバイスの各種設定を最適化する。

GPSによる位置情報、時間も含めて学習していくため、アプリ側で勝手に最適な設定にしていってくれることが大きな特徴。

三件目は、Android向けアプリ「Avast GrimeFighter」の日本語版。このアプリは、Android端末のメモリ空き容量を確保する、いわゆる「メモリクリーナー」系のアプリだ。5月中にリリース予定。

Avast GrimeFighterは、Android端末内の全てのアプリをスキャンし、重要度の低いデータや不要なデータを特定し、1回のタップで削除できてしまう。不要なデータというのは、アプリの残留データや、不要なサムネイル画像、キャッシュ、ダウンロードデータなど。これらのデータを削除するだけでもストレージの空き容量を増やすことができるので、ストレージが圧迫されがちの方には便利なアプリだ。

【情報元、参考リンク】
Avast

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