LG G4 |
LG G4は「LG G3」の後継機種で、29日に韓国で販売開始となり、その後、世界約180の通信キャリアで順次販売開始となる予定。
大々的に発表されたことからも分かるように、LG G4は新たなフラッグシップモデル。
使いやすくエレガントなデザインを目指したということで、リアカバーには製造、染色工程において古い伝統の職人技が必要な「植物性タンニンなめし」を本革に施した6色の手作りフルグレインレザーを採用する。
他に、3Dパターンを採用した純粋なセラミックデザインモデルとして、セラミックホワイト、メタリックグレー、シャイニーゴールドモデルも用意される。
3Dパターンが特徴のメタリックグレー、セラミックホワイト、シャイニーゴールドも |
また、形状としては曲面を描く「スリムアーク」デザインを採用しているが、LG G3に比べて、画面を下にして落とした際の耐久性が約20%向上しているという。
ディスプレイは約5.5インチのIPS Quantumディスプレイで、LG G3に比べて色の再現度が約20%、輝度が約25%、コントラストが約50%向上している。また、ハリウッドのトップスタジオが採用しているDCI(Digital Cinema Initiatives)基準によるキャリブレーションが行われ、高い色再現性を実現しているようだ。解像度は2,560×1,440ドット。
心臓部にはQualcomm Snapdragon 808 with X10 LTE(6コア)を採用する。省電力性能に優れ、同容量のバッテリーでLG G3よりも約20%長い連続駆動が可能となっている。バッテリー容量は3,000mAhと大きいので、長時間駆動ができる。ちなみに、バッテリーは着脱可能。
メモリは3GB RAM、32GB ROMで、外部メモリとしてmicroSDカードスロットも搭載する。
今回のLG G4はカメラを強化している点も特徴で、メインカメラにはF値1.8のレンズを採用し、約1600万画素のCMOSセンサー、OIS2.0による手ブレ補正機能の強化、マニュアル撮影モードの搭載、RAW形式での保存対応などがある。マニュアルモードでは、シャッター速度、ISO感度、露出補正、ホワイトバランスなどを自分で細かく調整できるので、カメラが好きな方には嬉しいモードだ。また、前面のサブカメラにも約800万画素と高画素のセンサーを採用している。
本体サイズは約148.9×76.1×6.3-9.8mmで、重さは約155g。
OSはAndroid 5.1だ。
【情報元、参考リンク】
LGエレクトロニクス