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KDDI、2015年度のジュニア向けケータイ教室を開始。コースや教材を一部リニューアル

KDDIは1日、同日より2015年度版の教材を使用した「KDDIケータイ教室」を開始したと発表した。

新旧コース比較

KDDIケータイ教室のジュニア向けの安心・安全講座では、子供達が自らの判断でリスクを回避できる能力を身につけてもらうための学習が行われる。スマートフォンではインターネットの世界にアクセスし、パソコン並みに様々なことが可能になって便利になった反面、思わぬ危険に遭遇する可能性もある。SNSや掲示板などについても、子供達が軽い気持ちで発信した情報が世界中に一瞬で拡散し、トラブルになるなど、厄介な問題が発生しかねない。

ケータイ教室では、実際にトラブルに巻き込まれた場合の怖さを実感できるアニメ動画を使った講座を行うなど、子供達の印象に残りやすく、ためになるとの評価を得ているという。

今年度の講座では、さらにいくつかの点でリニューアルが行われている。

まず、スマートフォン利用者の低年齢化を踏まえ、さらにはトラブルに巻き込まれる前の啓発の必要性から中級コースが新設される。小学生コースよりも一歩進んだ内容に改変され、小学校高学年から中学生向けとなっている。

また、最近トラブルが増えている「リベンジポルノ」を題材にした動画や、文字コミュニケーションで起こりがちな誤解によるトラブルを題材にした動画も新たに追加された。

そして、保護者・教職員向けコースも全面改訂された。実際の高校生がリアルなスマートフォン事情について語っている座談会の動画等を視聴しながら、現在起こっているトラブルの原因と対策について考えていく、という。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
KDDIケータイ教室

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