左:「最速ルート」では渋滞情報を考慮したルートを提示、右:カーナビでのジャンクション表示の例
いずれにしても、新機能だけでなく、見た目、メニュー、全てが刷新されているので、既存ユーザーの方はアップデート後に起動すると、間違って別のアプリを起動したのかと驚くかもしれない。
今回搭載したカーナビ機能は、ユーザーからの提供を受けた膨大なプローブ(走行情報)・ビッグデータを元に、目的地への「最速ルート」を割り出す「渋滞情報特化型」の機能になる。
ベースとなる地図にはゼンリンの最新地図データを採用し、フリックテックがデザインした2種類の専用道路地図を使っている。カーナビ機能については、案内看板、3Dイラストによる画像ガイド、音声ガイドなど基本的な機能もソツなく備える。
フリックテックがデザインした地図を採用。夜間用のナイトビューモード(右図)もある
レーン表示もしてくれる |
さらに、冒頭で記した「渋滞タイムスライダー」とは、過去1年の渋滞情報の実績と未来の1年までの予測を30分単位で確認することができる。そのため、例えばゴールデンウィークにクルマで旅行に行く場合、去年の渋滞実績を確認しつつ、渋滞予測も知ることができる。予測機能は他社のカーナビアプリにも搭載されているが、ユーザーには嬉しい機能の一つだ。
過去1年、未来1年分の渋滞情報を画面下のスライダーを動かすだけで手軽に表示できる
また、「渋滞ナビ」のユーザー同士で渋滞地点や事故・工事などの交通情報を投稿・共有することも可能になった。
ユーザー投稿による情報共有機能 |
なお、このアプリは基本機能は無料だが、カーナビ機能などの一部機能は有料となっている。それら有料機能は月額324円の有料会員になれば利用できる。これまでのメイン機能だった、渋滞情報の表示については無料で利用可能だ。
iOS版は開発中で今後リリース予定となっている。
【情報元、参考リンク】
Google Play/渋滞ナビ
(c) flictec Inc.