ファイナルファンタジーXIIIがスマホ・タブレット向けに配信開始。クラウド型での提供。30分のお試しプレイも可能

GAPSIS編集部 2015年4月10日

ブロードメディアとGクラスタ・グローバルは10日、スクウェア・エニックスのRPG「FINAL FANTASY XIII（ファイナルファンタジー）」をスマートフォン及びタブレット向けにクラウド型で提供開始したと発表した。

Android及びiOSに対応し、Google Play、App Storeで提供している。

「PlayStation 3」でリリースされたファイナルファンタジーXIIIだが、今回、Gクラスタ技術を活用することで、品質を落とすことなく、クラウド型ゲームとしての配信が可能となった。

Gクラスタ技術は、Gクラスタ・グローバルが保有するクラウド技術で、特別なプログラムやインストールなしに各種端末にインタラクティブなコンテンツを提供できる。サーバー側で処理を行い、ネットワークを介してビデオ・ストリーミングで配信を行うので、端末側では主にデコード処理のみとなり、プレイ端末のスペックが高くなくても高品質のグラフィックスのゲームなどを安定してプレイできる。

なお、ゲームプレイ時にはサーバーとの通信が必要になるので、常にデータ通信が生じる。安定したプレイには3Mbps以上のネットワークが必要で、高画質プレイにはできれば6Mbps以上が推奨されている。そのため、Wi-Fiが推奨される。また、4G LTEでもその速度を満たすことは可能だが、データ通信量がかさむので、その点には注意したい。

価格は2,000円だが、30分のお試しプレイも提供されているので、購入前に自身の環境で快適にプレイできるか確認する方がいいだろう。