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WiMAX 2+初のホームルーター「URoad-Home2+」が3月13日発売へ

UQコミュニケーションズは10日、「WiMAX 2+」初となるホームルーター「URoad-Home2+(ユーロードホームツープラス)」(シンセイコーポレーション製)を13日より同社公式通販サイト「UQ WiMAXオンラインショップ」やMVNO各社で順次販売開始すると発表した。

URoad-Home2+

WiMAX 2+に対応したルーターは「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+」シリーズが3機種、「Speed Wi-Fi NEXT」シリーズが2機種発売済みだが(他にもUSBデータ通信機器もある)、これまでのところホームルーターは存在しなかった。

今回新たに登場するURoad-Home2+は「WiMAX 2+」の下り最大110Mbpsと、「WiMAX」の下り最大40Mbpsに対応するホームルーターで、「WiMAX 2+」を固定回線代わりに使う場合に役立つはずだ。

有線LANポートが2つ、Wi-Fiが最大同時16台の計18台の機器を繋ぐことができるので、パソコンやスマートフォン、タブレット、テレビ、ゲーム機、プリンターなど、複数台の機器を同時に繋げたいという要求に十分応えることができる。

URoad-Home2+は「WiMAX 2+」については下り最大220Mbpsには非対応なので、下り最大110Mbpsでの利用になってしまうが、実際のところ下り最大110Mbpsの製品でも、エリアや時間、その時の状況によっては下り最大220Mbpsのルーターよりも速いこともあるので、一概に劣るとは言いにくい部分もある。気になる方は「Try WiMAXレンタル」という無料で利用できるお試しサービスを使って、「NAD11」や「HWD15」などの下り最大110MbpsのモバイルWi-Fiルーターを借りて、自宅の電波環境、おおよその速度を確認してからの購入をお勧めしたい。機種による速度差はもちろんあるが、ある程度は掴めるはずだ。
Try WiMAXレンタルサービスについて

また、URoad-Home2+は「WiMAX」の下り最大40Mbpsに対応しているが、「WiMAX」はサービスとしては現在順次下り最大13.3Mbpsのエリアに切り替わっていっているので、将来的には「WiMAX」では下り最大40Mbpsではなく下り最大13.3Mbpsしか利用できなくなるので注意してほしい。とはいえ、現在、「WiMAX」エリアのほとんどを「WiMAX 2+」がカバーしているので、現実問題として「WiMAX」を使う機会はほとんどないと思われるので問題ないだろう。

URoad-Home2+のデザインはホームルーターとしては凝っていて、中央のインジケーターエリアは特にオシャレな感じになっている。

本体サイズは約140×170×53mmで、重さは約311g。基本的には縦置きで使う。

ネットワーク仕様は、有線LANはEthernet 10/100 Base-T、Wi-Fiは2.4GHz帯がIEEE802.11b/g/n、5GHz帯がIEEE802.11a/nだ。2x2 MIMO対応なので、Wi-Fiは繋がりやすくなっている。電源はACアダプターからとる。

背面

販売価格はUQ WiMAXオンラインショップでは800円で、ニフティ、ソネット、ビッグローブ、GMOとくとくBBではまだ取り扱っていない。取扱いが始まった場合、ニフティらMVNOの場合は1円や0円になるものと考えられる。

通信プランは固定回線代わりに使う場合、月間データ量に制限のない「UQ Flat ツープラス ギガ放題」の方がいいだろう。このプランの場合は、月々何GBのデータ通信を行っても構わない。ただし、4月以降は直近3日間で3GB以上のデータ通信を行った場合のみ、翌日に最大700kbpsへの速度制限が掛けられる点には注意したい。

【情報元、参考リンク】
URoad-Home2+取材レポート記事
UQ WiMAXオンラインショップ
@nifty WiMAX2+
GMOとくとくBB WiMAX2+
BIGLOBE WiMAX 2+
So-net モバイル WiMAX

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