紙のシートを組み立てるとVRゴーグルになる
まず、スマホVRボックスというのは、A4サイズのシートをVRゴーグルに組み立て、スマートフォンを指定の位置にセットすることで、3D、VR、パノラマ写真などを楽しめる、という製品。
GoogleのCardboardに代表されるように同種の製品には段ボールを使ったものが多く、既に各社から続々とリリースされているが、スマホVRボックスでは発砲PP材を使うことで、耐久性を確保できるとともに、顔の皮脂などが付着することでの劣化もない、という魅力があった。
一方、今回新たに登場するスマホVRシートは、厚紙製だ。スマホVRボックスの利点とはまた違う利点を持つ製品になる。厚さが僅か1mmで、オリジナル印刷にも対応できるため、企業がPR・販促グッズとして配布したり、販売することに向いており、低価格で制作することができる。ライブなどのイベントや、観光地、不動産関係、各種施設、学校など様々な用途で手軽に配布、利用することも考えられる。雑誌などの付録にもいいかもしれない。
要となるレンズには最新鋭の超薄型レンズ「VRL-W30」を採用している。
セット可能なスマートフォンは約5インチから5.5インチの画面を持つものだが、ある程度余裕があるので、大抵の機種であれば問題なく利用できる。
VRコンテンツをセットしたスマートフォンで再生すれば、頭の角度、向きに応じて画面が動き、バーチャルな体験ができ、「サイド・バイ・サイド」の3D動画を表示して立体視を体験することもできる。また、360度パノラマコンテンツの視聴にもいい。
この製品は一般ユーザー向けに1枚単位で売られることはないが、1,000枚単位での発注が可能となっている。参考価格は5,000枚の場合で1枚あたり300円。これには片面4色印刷代が含まれる。ただし、シート表面のデザインやパッケージ、封入は別途となる。
また、発売を記念し、限定数ながらサンプルの提供キャンペーンが実施される。
関心のある企業・団体などの関係者の方は4月10日から下記リンク先から用途、要項等を記入の上連絡すればサンプルが貰える。サンプルの予定総数は200個となっている。
→サンプル問い合わせページ
【情報元、参考リンク】
スマホVRシートについて