ソフトバンクモバイルとヤフーは25日、Tポイント・ジャパンの第三者割当増資を引き受け、ソフトバンクモバイルは新たに資本参加し、ヤフーは追加出資することになったと発表した。
従来の出資比率はCCCマーケティングが85%、ヤフーが15%という構成だったが、現在はCCCマーケティングが65%、ヤフーが17.5%、ソフトバンクモバイルが17.5%という構成に変わった。ヤフーは追加出資で15%から17.5%へと増え、ソフトバンクモバイルは新たに出資したという形だ。
Tポイント・ジャパンは言わずと知れた共通ポイント「Tポイント」を運営しており、ヤフーではYahoo! JAPAN IDとの連携が以前から取られており、ソフトバンクモバイルについてもポイントを「Tポイント」で付与するなど、連携は深まっていた。
Tポイントの会員数は5,278万人、提携店舗数は35万店舗、昨年1年間での利用件数は30億件を超えるなど、国内最大の共通ポイントへと成長している。
今後、インターネットとしてのYahoo! JAPAN、モバイルとしてのソフトバンクモバイルのプラットフォームが融合することで、より強固な顧客基盤を持つポイント市場を確立することが可能になるものと期待される。
各社の強みを生かした付加価値の高いサービスを提供し、最も顧客価値の高い共通ポイントの構築を目指していく、ということだ。
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