ニフティが4x4 MIMOで最大220Mbps対応のルーター「WX01」をキャッシュバック35400円、端末代1円で予約販売開始！ W01やNAD11でも同額

GAPSIS編集部 2015年3月1日

ニフティは1日、同社が運営する「@nifty WiMAX」サービスにおいて、3月31日までを期限に開始したキャンペーンの内容を明らかにした。同社は毎月、「WiMAX 2+」に対応したモバイルWi-Fiルーターをクレードルセットで1円、それにキャッシュバック特典をつけて販売しているが、3月は大幅にキャッシュバック額が上がった。

キャッシュバック額は2月までは機種によって異なり、新機種でも15,100円だったが、何と今月は35,400円になっている。約2万円の増額で、ニフティのキャンペーンにおいても最近では最大レベルの内容だ。

販売ルーターは新機種の「Speed Wi-Fi NEXT WX01」「Speed Wi-Fi NEXT W01」、旧機種の「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」の3機種で、いずれもクレードルとのセットで1円。そしてキャッシュバック額はどの機種でも35,400円だ。

ただし、途中解約時にはWiMAX 2+の通信サービスの解除手数料に加えて、キャンペーンの違約金が15,000円発生する点には注意したい。キャッシュバック額が上がった反面、途中解約時の違約金総額も上がっている。WiMAX 2+の通信サービスの解除料は1年目が19,000円、2年目が14,000円、契約更新月となる25ヶ月目は0円、それ以降は9,500円。そこにキャンペーン違約金が乗ってくる形で、キャンペーン違約金は24ヶ月目の月末までに解約した場合に15,000円だ。

しかし、途中解約しなければ特に大きな問題ではないので、やはり今月はかなり良い内容だと言える。

「@nifty WiMAX」では、初期費用は3,000円で、端末の送料は0円、通信費は月間データ通信量に制限のない「WiMAX 2+ Flat 2年ギガ放題」で利用登録月は0円、2ヶ月目から3ヶ月目は月額3,420円、25ヶ月目までは4,100円となっている。それに加えて、「@nifty基本料金」が月額250円かかる。

なお、「WiMAX 2+ Flat 2年ギガ放題」は2月20日から新たに提供開始となったプランで、月々の利用通信量に制限がない。そのため、月に7GB以上の通信を行っても速度制限が掛からずに利用できる。ただし、4月以降は直近3日間で3GB以上の通信を行った場合には、翌日に最大700kbpsへ通信速度の制限がかかるので、その点には注意したい。

各機種の紹介は記事最後に記したリンク先の記事を参照してほしいが、主な選択はWX01かW01になるはずだ。

Speed Wi-Fi NEXT WX01

両機種とも下り最大220MbpsのWiMAX 2+に対応するが、WX01は「4x4 MIMO」、W01は「キャリアアグリゲーション」と呼ばれる技術で対応している。WiMAX 2+では下り最大220Mbpsを2方式で提供し、当面は利用可能エリアが異なる。「4x4 MIMO」は3月に既存のWiMAX 2+エリアのほとんどが一斉対応し、「キャリアアグリゲーション」は2月19日から順次エリア整備が進められている。そのため、当面は「4x4 MIMO」の方が下り最大220Mbpsを利用できるエリアが広いことになる。とはいえ、「キャリアアグリゲーション」も急ピッチで整備が進められるため、最終的にはどちらでも変わりないエリアで利用できる環境が整う。

また、WX01はWiMAXとWiMAX 2+、W01はWiMAX 2+とau 4G LTEを利用できる。この点も違いになる。