左がiMH-1000、右がiVo-300
両端末とも、トランシーバ端末としては初となる、緊急地震速報の受信に対応したことが一つの特徴(※iVo-300の緊急地震速報対応は6月の予定)。
ドコモビジネストランシーバは、FOMAエリアで利用できるパケット対応トランシーバサービスで、 片方向からのデータ送信しかできない通信方式だが、パケット通信を利用して音声通話を行うため、災害時のように音声回線が混雑するような場合でも音声通話がしやすい、という特徴がある。そして、それを理由に、企業等から災害時に事業の継続や早期復旧に向けた対策の一つとして利用したいという要望があり、今回、緊急地震速報に対応させた、ということだ。
また、iVo-300はハンディタイプで、防水・防塵仕様なので、自治体、消防等、より幅広いシーンでの活用が見込まれる。
どちらの機種も相互、及び、既存のトランシーバ端末「iVo-100」「iVo-200」との呼び出し、通話が可能となっており、GPS機能とデータ連携サービスとの組み合わせによって、端末の位置情報管理も可能だ。
iVo-300では、外付けハンドマイクの取り付けも可能となっている。
ドコモビジネストランシーバの料金は、初期費用は端末代と契約事務手数料(3,000円)で、月々の基本料金は2,200円ないし3,000円(無料通信分40万パケット含む)。
なお、iVo-300は約54×30×123mmで、重さは約240g、バッテリー容量は2,420mAhで、通常モードにおいて連続で約9時間、エコモードで約13時間の使用が可能。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース