▲SAMURAI プロジェクト |
お披露目された新商品は「nico」「XM」「priori2 SP」をはじめとするSIMロックフリーのAndroidスマートフォンと、先日スペイン・バルセロナで開催されたモバイル業界最大の展示会である「Mobile World Congress 2015」に同社が出展した「SAMURAI プロジェクト」(モック)、「priori2 LTE」、そして国内では久しぶりに登場する「Windows Phone」搭載スマートフォンだ。
本記事では、発表会場に展示された各機種の写真を中心にレポートしていきたい。
まずは、板のようなシンプルなデザインの「XM」。LTE(2100/1700/800MHz)に対応し、5インチの大画面で高速通信が楽しめる点が特徴だ。
▲5.0インチHDディスプレイ、LTE対応の「XM」の表面。 |
▲「XM」の背面。 |
ディスプレイの解像度はHD(720×1280ドット)、メモリはROMが16GB・RAMが1GB、バッテリーは2,300mAhのものを搭載し、1.2GHzのクアッドコアCPUを採用する。
他社のミドルクラスのスマートフォンに該当する機種で、RAM容量が1GBである点を除けば、薄さ7.8mmのスッキリとしたデザインが魅力的なモデルだ。
次に、SIMカードスロットが2つある個性的なスマートフォン「nico」。
XMと同様に5インチHDディスプレイを搭載している。
1.3GHzクアッドコアCPU、メモリはROM 8GB・RAM 1GB、2,000mAhのバッテリーを搭載する。SIMカードの使い分けができるので料金の節約や海外での使用に役立つ。
▲デュアルSIMが特徴の「nico」
下の写真は、9,980円(税別)のSIMロックフリースマートフォン「priori2 SP」。4.5インチのコンパクトな3Gスマートフォンだ。
ディスプレイの解像度はFWVGA(480×854ドット)、メモリはROM 8GB・RAM 1GB、1.3GHzクアッドコアCPUを搭載する。同じデザイン・スペックのLTE対応「priori2 LTE」も17,800円(税別)と低価格だ。
▲3Gの格安スマートフォン「priori2 SP」、LTE対応版も同じデザイン。
▲「priori2 SP」向けのカラフルな背面カバーの展示 |
「SAMURAI プロジェクト」はメイド・イン・ジャパンの「品質」にこだわった製品だ。「和」にこだわったデザインコンセプトの製品展示は海外での手応えもあったとのことで、根強いメイド・イン・ジャパンへの期待度があるとのことだった。
▲「メイド・イン・ジャパン」にこだわった「SAMURAI プロジェクト」のモック。背面に「侍」のロゴ |
▲「SAMURAI プロジェクト」のモック |
発売日は未定だが、freetelはWindows Phone搭載スマートフォンを日本市場に投入する予定だ。今回は、ローカライズ前のWindows Phoneの実機の展示が行われていた。5インチのHDディスプレイ、クアッドコアプロセッサ、メモリはROM 8GB・RAM 1GB、カメラは背面800万画素・前面200万画素、2500mAhバッテリーといった基本スペック。
▲Windows Phone搭載スマートフォン |
ボディーカラーはシルバーの一色。プラスチック製の背面はメタル風の美しい仕上げとなっている。下部に「freetel」のロゴが入る。右側面にボリュームキー、電源キーがある。
▲美しいヘアライン加工がされた背面はプラスチック製だ |
micro USBコネクタやイヤフォンコネクタは上面にある。側面はディスプレイのある前面に向けて細く絞り込まれた形状をしている。
▲Windows Phoneの上面 |
ディスプレイの下にはタッチセンサー式のWindows Phoneのナビゲーションキーがある。矢印(←)のキーはアプリの履歴切り替えキーで、Androidとは使い勝手が違う。検索キーはマイクロソフトの「Bing」が起動する。
▲ディスプレイの下部にはタッチセンサー式のナビゲーションキー |
設定メニューなどはテキストベースの読みやすいフォント(英語版)でiOSやAndroidと違った雰囲気を出している。かなり細かいフォントサイズも使われている。
▲カメラの設定メニュー |
Windows PhoneはマイクロソフトOfficeを導入している企業との連携ができることから法人向けとして強みを発揮しそうだが、個性的なUIと今後控えているWindows 10との組み合わせでどう変化するのかが楽しみなプロダクトだ。
(記事:mi2_303)
【情報元、参考リンク】
freetel(フリーテル)公式サイト