英語でのメッセージ表示。左が緊急地震速報、右が津波警報
このアプリは、緊急地震速報と津波警報について、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語の計5カ国語に対応し、端末の言語設定に応じた言語で受信メッセージの表示と音声ガイダンスの再生が行われるようになっている。
例えば、音声ガイダンスについては、英語設定の場合、緊急地震速報を受信すると「ブィッ・ブィッ・ブィッ『Earthquake』」と再生され、津波警報では「ティロリロリン『Tsunami』」と再生される。
5カ国語に対応することで、外国人の方でもスムースに緊急地震速報や津波警報を理解し、避難などの対策をとることが可能になるものと期待される。
今回の試作アプリの開発は、総合科学技術・イノベーション会議における戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の課題の一つである「レジリエントな防災・減災機能の強化」の研究開発計画として取り組まれたものだということだ。
なお、現時点では一般公開はされておらず、実用化に向けた開発に引き続き取り組むということだ。早期リリースが期待される。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース