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Androidのゲーム、PCゲームをテレビで遊べる小型機「Razer Forge TV」とAndroid用ゲームコントローラー「Razer Serval」が登場へ

ゲーム周辺機器などを扱うRazerは米国時間6日、ラスベガスで開幕した世界最大の家電展示会「CES 2015 International」に出展し、いくつかの新製品を発表した。目玉となるのは、HDMI入力を持つテレビなどのモニターディスプレイに接続し、Androidゲーム、PCゲームのストリーミングプレイを遊ぶことができる小型のコンソール「Razer Forge TV」。

Razer ServalとForge TV

そして、Razer Forge TV用に設計されたBluetooth接続型のゲームコントローラー「Razer Serval」だ。このRazer ServalはRazer Forge TVのほか、スマートフォン、タブレット、PCなどでも使用可能で、スマートフォンで遊ぶ際にはクリップにスマートフォンをセットすることで、携帯ゲーム機ライクなプレイが可能となる。

また、マウス&キーボードの「Razer Turret」も発表された。

価格はRazer Forge TVが99.99ドル、Razer Servalが79.99ドル、Razer Turretが129.99ドル。Razer Forge TVについては、Razer Servalとのセットモデルも用意され、その場合は個別で買うよりも安くなり、149.99ドルだ。

Razer Forge TVとRazer Servalは1月-3月、Razer Turretは4月-6月をめどに発売になる予定。

Razer Forge TVはQualcomm Snapdragon 805、2GB RAM、16GB ROM、Wi-Fi、Bluetooth、USB 3.0ポート、HDMI 1.4出力ポート、有線LANポートなどを装備した小型のAndroid機器でOSはAndroid 5.0(Lollipop)。本体サイズは約105×105×17mmと、コンパクトな筐体だ。

Razer Forge TV

最大で4台までのコントローラーを同時接続可能で、Androidのゲームを遊ぶことができる。また、Google Cast対応なので、Androidスマートフォンやタブレットなどのウェブ画面や動画、画像などをRazer Forge TVを介してテレビに出力することも可能だ。

メインはAndroidゲームだが、PCゲームのストリーミングプレイも利用できるようになっている。これはRazer Forge TV単体で実現できるわけではなく、PCに専用ソフトウェア「Razer Cortex:Stream」をインストールする必要がある。このソフトウェアは39.99ドルと有料だが、これによりPCゲームをRazer Forge TVを介してテレビでプレイすることが可能になる。

コントローラーのRazer ServalはRazer Forge TV向けに設計されたものとはいえ、用途はRazer Forge TVだけに限られない。スマートフォンやタブレットでも使えるので、これだけで購入してもいいだろう。


Serval

Xbox 360のコントローラーと似たデザイン、レイアウトになっているので、Xbox 360ユーザーには馴染みがあり、使いやすいはずだ。また、コントローラーに関してはXbox 360のものは非常に良く出来た設計なので、このRazer Servalもやはり持ちやすく、トリガーも使いやすそうだ。

コントローラーの上部にはスマートフォンを固定できる専用のクリップが用意されているので、スマートフォン用のゲームコントローラーとしても使いやすそうだ。

Serval

最後にRazer Turretだが、こちらもAndroidだけでなくPCでも使用できる。キーボードは右側に折りたためるテーブルが付いており、マウスパッドとして使えるようになっている。

Turret



【情報元、参考リンク】
Razer/Forge TV製品ページ
Razer/Serval製品ページ
Razer/Turret製品ページ

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