Razer ServalとForge TV |
そして、Razer Forge TV用に設計されたBluetooth接続型のゲームコントローラー「Razer Serval」だ。このRazer ServalはRazer Forge TVのほか、スマートフォン、タブレット、PCなどでも使用可能で、スマートフォンで遊ぶ際にはクリップにスマートフォンをセットすることで、携帯ゲーム機ライクなプレイが可能となる。
また、マウス&キーボードの「Razer Turret」も発表された。
価格はRazer Forge TVが99.99ドル、Razer Servalが79.99ドル、Razer Turretが129.99ドル。Razer Forge TVについては、Razer Servalとのセットモデルも用意され、その場合は個別で買うよりも安くなり、149.99ドルだ。
Razer Forge TVとRazer Servalは1月-3月、Razer Turretは4月-6月をめどに発売になる予定。
Razer Forge TVはQualcomm Snapdragon 805、2GB RAM、16GB ROM、Wi-Fi、Bluetooth、USB 3.0ポート、HDMI 1.4出力ポート、有線LANポートなどを装備した小型のAndroid機器でOSはAndroid 5.0(Lollipop)。本体サイズは約105×105×17mmと、コンパクトな筐体だ。
Razer Forge TV
最大で4台までのコントローラーを同時接続可能で、Androidのゲームを遊ぶことができる。また、Google Cast対応なので、Androidスマートフォンやタブレットなどのウェブ画面や動画、画像などをRazer Forge TVを介してテレビに出力することも可能だ。
メインはAndroidゲームだが、PCゲームのストリーミングプレイも利用できるようになっている。これはRazer Forge TV単体で実現できるわけではなく、PCに専用ソフトウェア「Razer Cortex:Stream」をインストールする必要がある。このソフトウェアは39.99ドルと有料だが、これによりPCゲームをRazer Forge TVを介してテレビでプレイすることが可能になる。
コントローラーのRazer ServalはRazer Forge TV向けに設計されたものとはいえ、用途はRazer Forge TVだけに限られない。スマートフォンやタブレットでも使えるので、これだけで購入してもいいだろう。
Serval
Xbox 360のコントローラーと似たデザイン、レイアウトになっているので、Xbox 360ユーザーには馴染みがあり、使いやすいはずだ。また、コントローラーに関してはXbox 360のものは非常に良く出来た設計なので、このRazer Servalもやはり持ちやすく、トリガーも使いやすそうだ。
コントローラーの上部にはスマートフォンを固定できる専用のクリップが用意されているので、スマートフォン用のゲームコントローラーとしても使いやすそうだ。
Serval |
最後にRazer Turretだが、こちらもAndroidだけでなくPCでも使用できる。キーボードは右側に折りたためるテーブルが付いており、マウスパッドとして使えるようになっている。
Turret
【情報元、参考リンク】
・Razer/Forge TV製品ページ
・Razer/Serval製品ページ
・Razer/Turret製品ページ