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Netatmo社、家庭用スマートカメラ「Welcome」を発表。撮影した人の名前をスマホに送信。リアルタイム視聴も可能

フランスのデジタル家電メーカーNetatmo(以下、ネタトモ社)は米国時間4日、ラスベガスで家庭用スマートカメラ「Welcome(ウェルカム)」を発表した。Welcomeは撮影した人の名前をスマートフォンに送信することができるようになっている。認識できない人の顔を検出した時にもそれを通知してくれる。

Welcomeの設置イメージ

Welcomeを使えば、今、家に誰がいるかがすぐ分かる。例えば、リリーという名前の子供が学校から帰ってきたら、親のスマートフォンには「リリーが家にいます」などの通知が届く。

プライバシー機能も搭載しており、家族ひとりひとりについて、ユーザーのスマートフォンに通知を送るべきか、履歴を残しておくかどうかを設定できるようになっている。

顔を認識できる

また、識別データや動画の記録はカメラ内のmicro SDカードに保存するようになっている。

Welcomeのセットアップは簡単で、設置したい場所に置き、コンセントに繋ぎ、スマートフォンに専用アプリをインストールし、本体とペアリング設定するだけ。ユーザーは、スマートフォン、タブレット、PC/MacからWelcomeのアプリにアクセスできる。

画面には現在家にいる人が全て表示され、生のストリーミング動画を視聴することもできる。さらに、時系列順に、過去の履歴や各時点でカメラが認識した人のリストを見ることもできる。

そして、Welcomeには130度の広角レンズが搭載され、高感度かつパワフルな赤外線LEDによって夜間の暗視も問題ないという。

また、専用のタグを別途設置すると、カメラの検出範囲が広がる。タグは窓際、ドア、玄関口など、屋内外を問わずどこでも設置でき、動きを感知するとユーザーのスマートフォンに通知する。

Welcome本体とタグ

タグの設置例

Welcomeは2015年4月-6月に発売予定となっている。

【情報元、参考リンク】
Netatmo社/Welcome

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