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パナソニックがFirefox OS搭載4Kテレビを発表

パナソニックは米国時間5日、ラスベガスで開幕した世界最大の家電見本市「CES 2015 International」において、Firefox OSを搭載した4K解像度のテレビ「Life+ Screen」を発表した。

Life+ Screenの利用イメージ

Firefox OSと言えば、日本では先日発売になったauスマートフォン「Fx0」で知られるMozillaが開発する、Web技術で作られたプラットフォームだが、新たにテレビの分野にも進出する。

MozillaとパナソニックはFirefox OSによる新しく、カスタマイズ可能なユーザーインターフェースを協力して作り、今春から提供開始となるLife+ Screenテレビに採用する。このFirefox OSの採用によって、テレビ放送、アプリ、Webサイト、他のデバイスのコンテンツなど、様々なコンテンツにスムースにアクセスできるようになるという。

Life+ Screenのホーム画面

Life+ Screenのダッシュボード

さらに、Life+ Screenでは、テレビ画面上にアプリからの通知を表示することもできるようになっている。将来的には、周囲の家電製品からの通知も表示することが可能になる予定。

ホーム画面はカスタマイズもできる

デバイスリスト画面

パナソニック株式会社アプライアンス社のホームエンターテインメント事業部
長、楠見雄規氏は次のように述べている。

「私たちはこの Life+ Screen 4K Ultra HD スマートテレビにより、あなたの好きなコンテンツやアプリケーションを簡単に見つけ、ユーザインターフェイスもカスタマイズできるようにしました。 Firefox OS はオープンな Web 技術を使っているため、スマートフォンやノートパソコンから好きな写真やビデオといったコンテンツをテレビに送信する機能の相互運用性を最大限にすること ができました」

具体的な機種としては、「VIERA」CX850シリーズでFirefox OSを搭載するようだ。このCX850シリーズでは、新蛍光体技術によって色域が広がり、豊かな色彩表現を実現する4K高画質も特徴となっている。



なお、主にモバイル用として進化してきたプラットフォームのテレビへの採用として、ソニーは同日、Googleの「Android TV」を採用した「ブラビア」を2015年に投入することを明らかにしている(こちらの記事参照)。メーカーによってプラットフォームが異なっている。

【情報元、参考リンク】
Mozilla Japanブログ
パナソニック/プレスリリース

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