auは19日、「2015 Spring発表会」でAndroidスマートフォンの新製品「AQUOS SERIE mini SHV31」(シャープ製)を発表した。4.5インチのIGZOディスプレイを3辺狭額縁「EDGEST」ボディに収めることで、横幅約63mmと、片手で操作しやすいサイズのスマートフォンとなっている。
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▲AQUOS SERIE mini SHV31 |
通信方式はau 4G LTE(CA:キャリアアグリゲーション)、WiMAX 2+に対応するほか、音声通話はau VoLTEにも対応する。AQUOS SERIE mini SHV31の発売は1月下旬の予定で、「シンクコール」や「画面シンク」「カメラシンク」などのau VoLTEの最新機能を真っ先に楽しめるスマートフォンとなる。
昨年モデルの「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」をベースとしており、ディスプレイ周辺のデザインの変更と、au VoLTE対応、グリップマジック、Bluetoothテザリング、エモパー、カメラ機能の強化などが行われ、さらにチップセットはQualcomm製MSM8974AB(クアッドコア 2.3GHz CPU)にアップグレードされている。
引き続き、おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグ機能は搭載するが、フルセグ非搭載の部分は前機種と変わらない。
デザインはディスプレイの額縁部分にボディーカラーを採用することで、前面のカラーを強く打ち出している。特にこれから春に向けての製品となるため、「シアン」「マゼンタ」の2色はそのカラー効果があらわれている。
反面、黒いディスプレイ部分とカラーの薄いフレームの2つの構成に見えた前機種よりもやや狭額縁の効果が薄まったように感じた。なお、カラーはシアン、マゼンタの他に「ホワイト」「ブラック」の定番カラーも用意されている。
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▲前面は3辺狭額縁「EDGEST」。左から「シアン」「マゼンタ」「ホワイト」「ブラック」。 |
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▲背面はマット加工されている。 |
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▲上部の薄いフレーム部分には通話用のスピーカーと近接センサーがある。 |
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▲インカメラは下部にある。画面下のナビゲーションキーはメニューと履歴キーそれぞれがある。 |
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▲背面のLEDライト、約1300万画素CMOSセンサーのカメラ、赤外線通信、その下にはスピーカーがある |
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▲右側面には電源キ |
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▲左側面にはボリュームキーがある |
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▲上面にはイヤフォンマイク端子、microSDカード及びau nano SIMスロット、下面にはマイクロUSB端子がある |
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▲ストラップホールは角を通すタイプ |
AQUOS SERIE mini SHV31には、au向けとしては初となる「エモパー」が搭載されている。エモパーとは、シャープの家電製品に搭載されている人工知能「ココロエンジン」をベースにした、スマホが所有者の行動を学習しながら友達のように音声やテキストで話し掛けてくるというもの。
最新版のエモパーには「えもこ」「さくお」「つぶた」の他に新キャラクターが追加された。新キャラクターはやや上から目線で熱いメッセージを送ってくるユニークなキャラクターとなっている。
エモパーともう一つの押しの機能が、最新版のカメラ機能だ。逆光時でも撮影前に明るさがわかる「リアルタイムHDR」や、夜景と人物を綺麗に撮影する「NightCatch II」など実用的な機能が搭載された。
また、構図をアドバイスしてくれる「フレーミングアドバイザー」や4K動画撮影機能も追加されカメラ機能もハイエンド機として隙のないものとなった。
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▲ホームUIはシャープ独自のもので画面を縮小して操作しやすくする機能も搭載されている |
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▲エモパーは、普段の行動を学習してイレギュラーな行動を取った際に「気付き」を与えてくれる |
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▲リアルタイムHDRを持つAQUOS SERIE mini SHV31(右)と通常の撮影モードのAQUOS SERIE mini SHL24(左)の比較デモ
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▲スタンドにもなる便利なレザーケースが「au +1 collection」から発売される |
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▲やや厚みはあるが幅が狭いことと背面のラウンド処理で手に馴染むサイズ感を実現している |
AQUOS SERIE mini SHV31は、春モデルならではのカラーバリエーションが魅力的で、さらにコンパクトなボディーに全部入りで満足度の高いスマートフォンであると感じた。
(記事:
mi2_303)
【情報元、参考リンク】
AQUOS SERIE mini SHV31製品ページ
カメラの比較のコメント間違ってない?
返信削除ご指摘ありがとうございます。
返信削除確かに左と右の表示が間違っていました。
訂正してお詫び申し上げます。